【小チャイナと大世界】(三四一)皇統をまねた資治通鑑 明国儒者も亀山を詠ず 石井望(談)
石井望氏
元末の宋濂が皇室の王氏一姓を讃えた後、禅僧義堂周信の漢文も我が万世一姓を自讃します。文中では宋濂に言及しませんが、両人の間には人を介して遠交があり、義堂は宋濂の一姓賛美の詩を知っていたでしょう。宋濂『蘿山集』は日本に伝存し、チャイナでは散逸しました。 臨済禅と理学とはインド文明を超克する愛国思想を共有していて、道統説は仏教の法統を借りただけでなく、我が皇統を暗に借りたというのが私の説です。 道統と…
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