【看脚下 -沖縄から日本を見る-】 第十八回 あの素晴らしい愛(寛容)をもう一度① 島尻昇
島尻昇氏
こんな話を聞いた。 今からもう50年ほど前、沖縄本島のある小学校での話である。 二歳ほど離れた姉妹がいた。姉は小学一年生、妹は幼稚園生。小学校と幼稚園は同じ敷地の中にあったそうだ。 妹は大のお姉ちゃん子だった。 「お姉ちゃんと一緒じゃないと幼稚園に行かない!」 そう言って駄々をこねるので、毎朝二人で登校し、姉がまず妹を幼稚園まで送り、それから自分の教室へ向かっていたという。 幼稚園は午前中で終わる…
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