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選対本部長に聞く 沖縄県知事選2026

2026/09/10 05:00

玉城陣営の高良沙哉選対本部長(左)=8日午後、那覇市小禄古謝玄太陣営の金城克也選対本部長(右)=8日午後、南風原町

9月13日投開票の沖縄県知事選挙は、10日から三日攻防に突入した。沖縄八重山日報は9日までに、古謝玄太陣営の金城克也選対本部長(げんきな沖縄を創る県民の会会長)と玉城デニー陣営の高良沙哉選対本部長(参議院議員)にインタビューし、①これまでの戦いを振り返って、手応え②これからの戦い③候補者のアピールしたい点④目標とする得票数、読みでの投票率―を聞いた。

若さと行動力をアピール 古謝玄太陣営の金城克也氏

①告示前から一貫して、自分の政策を県民の皆さんに訴えてきました。生活重視、県民生活重視です。強い沖縄経済をつくり、県民所得をアップする。『手取り額を2倍に』というスローガンも掲げています。全市町村で総決起大会を開き、多くの方々に参加してもらいました。7日のうるま市、沖縄市も盛り上がりました。手応えはものすごく感じています。朝夕のお手振りも自主的に広がり、車から手を振ってもらうことも増えています。勢いは我が方にあると思います。ただ、絶対に気を緩めてはいけない。我々はチャレンジャーで、相手は知名度の高い現職知事です。
②淡々と、これまで訴えてきたことを県民の皆さんに伝えていきます。10日には旭橋から勢理客まで「Vロード」でお手振りを行い、盛り上げたい。最終日は3ルートに分かれ、本人は那覇地区、奥さんの亜希子さんは中部から那覇・南部、長女と奥さんの親は北部から中部を回ります。政策を訴えることも大切ですが、「玄太をよろしく」と伝え、投票に行ってもらいたい。
③総務省に勤め、長崎と岡山にも出向して地方行政を学び、その後は副市長も務めています。行政能力には長けています。42歳と若く、行動力もあります。41市町村すべてを訪れ、方々と会って声を聞き、その声を政策、公約に反映しています。政党だけでなく、企業や経済団体からも多くの推薦をいただいています。東京の言うことだけを聞くのではなく、政府に対しても物が言える知事を目指しています。
④投票率は60%まで持っていきたい。得票の目標は36万票です。期日前投票で18万票以上を確保したい。そうすれば当選すると思っています。前回は57%ぐらいでしたが、今回は必ず上回ると思います。今回の選挙は関心度がものすごく高い。13日、沖縄は変わります。

8年の実績と安心感を強調 玉城陣営の高良沙哉氏

①熱狂的、爆発的な盛り上がりではなく、着実に上がってきている感覚です。告示後は街中の反応も出てきました。堅実で安定した人気を感じます。「コロナの時は大変だったが、しっかり回復した」という声や、首里城について『元に戻ってきた』という声もいただきます。経済を回復させてきたことが評価されていると思います。2期8年、安心感のある政治をやってきました。これまで頑張ってきたことが、安心感として皆さんに伝わっていると感じています。
②無党派層や未定の方にアプローチしたい。関心が高いのは経済対策や物価高、暮らしの問題です。賃金上昇をどう実現するかも重要です。賃上げした中小企業に社会保険料の事業者負担分を県が補助する制度や、現役世代への家賃サポートも掲げています。10年後ではなく、今必要な支援を実現する。県の財源で何ができるかを考え、実現可能性を確認して政策を出しています。今の沖縄経済の良い流れを止めず、さらに県民と伸ばしていきたいです。
③どの世代にも目線を合わせ、誰に対しても話すことができます。子どもたちにも好かれ、年配の方からは信頼されています。人の声をきちんと聞き、寄り添う力が大きな魅力です。市議、国会議員、知事と政治経験も豊富で、それが対話力や調整力につながっています。平和だからこそ観光も経済も、教育や子育ても前に進められる。沖縄を戦場にしない。沖縄の平和を守ることを根っこに、県経済を伸ばしていく政治力を知っていただきたいです。
④投票率は60・5%を軸に、59~62%の範囲で考えています。期日前投票が伸びており、もう少し上がる可能性もあります。当選ラインは36万票と見ています。ただ、目標はそれより多く、37万票余りを目指しています。投票率の過半数を取れるよう、最後まで取り組みます。