2026年09月18日(金)
code 100 -- / 26℃
Close
  1. 沖縄八重山日報
  2. 政治・経済
  3. 行政
  4. 台湾航路、10月から一時停止 石垣市「事業全体を再構築」

台湾航路、10月から一時停止 石垣市「事業全体を再構築」

2026/09/18 23:56

石垣市と株式会社商船やいま(大濱達也代表取締役)は18日、同社が運航している石垣港ー台湾基隆港の定期フェリーを10月1日から一時停止する、と発表した。安定的・持続的な航路運営に向けて事業全体を再構築する必要がある、としており、可能な限り早期の運航再開を模索する。

石垣市が主導した定期航路は就航から半年足らずで一時停止に追い込まれた。

9月時点で貨物取扱が本格化していないこと、燃料費高騰をはじめとする運航経費が当初想定を上回っていること、これから旅客需要が閑散期に入っていくことなどを踏まえた措置という。事業の採算性に問題が生じていると見られる。

同社は石垣市などが設立した三セク。定期航路開設は中山義隆市長が台湾と石垣市の人流、物流を活性化させる目的で提唱し、船舶購入費に国の補助金を得ている。同社が運航する貨客船「やいま丸」の定期航路は5月28日に就航し、7月からは週2往復体制で運航していた。

ただ就航時期が想定より大幅に遅れ、就航前から船舶の改修費や係船料などに多大な費用を要した。市議会では、野党から採算性や事業の持続性を疑問視する声が続出した。今後、中山市長の責任を問う声が出るのは必至だ。