【金波銀波】危機管理は政治家の重要な職務だが、翁長県政…

 危機管理は政治家の重要な職務だが、翁長県政に関しても検証が必要だ。膵がんで入院した翁長知事は、辺野古沿岸の「埋め立て承認撤回」を自らの手で行うことに執念を燃やしており、最期まで辞職することはなかった。自らが意思決定できない状況になれば職務代理者を置くよう指示しただけだったという◆その結果、県が副知事を職務代理者に指名したのは知事死去の当日だった。知事の意識混濁は前日から始まっていたというから、この間、県の最高意思決定者は事実上の不在だったのではないか◆翁長氏がどの程度病状を自覚していたのかは分からないが、5月のがん公表後も知事職にとどまった結果、県政史上初となる任期中の知事の死という事態になった。このために起こる混乱や不安を考えれば、早期に進退を見極めるべきではなかったか◆知事選で、県政与党は早々に翁長氏の擁立を決めていたが、翁長氏は最期まで再出馬を辞退することもなかった。突如として候補者を失った県政与党は、後継者選びに苦慮。既に候補者が決まった野党側に遅れを取っている。翁長氏がもう少し早く身を退いていれば避けられた問題だった◆しかし、翁長氏には「最期まで知事職を全うした」と、その責任感を高く評価する声もあることを言い添えておく。

関連記事

ピックアップ記事

  1.  約3万年前、ユーラシア大陸から台湾を経由し南西諸島に進出した人々は、どうやって海を渡り、遠い島々に…
  2.  沖縄振興開発金融公庫八重山支店(比嘉努支店長)の融資を受けたみやぎ米屋㈱(宮城隆代表取締役社長)が…
  3.  7月に投開票される参院選沖縄選挙区に向け、琉大法科大学院の高良鉄美名誉教授(65)=無所属=と自民…

日付から記事を検索

2019年6月« 5月
« 5月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

assembled by まめわざ










話題をチェック!

  1.  防衛省は23日、領空侵犯の恐れがある外国機に対し、航空自衛隊の戦闘機が昨年4~12月に緊急発進(ス…
ページ上部へ戻る