イベント エキストラ説明会に300人 「尖閣1945」15日から石垣市内で撮影 尖閣列島戦時遭難事件を題材にしたノンフィクション「尖閣1945」の映画撮影が今月から石垣市内で始まる。4日、市役所ではエキストラ出演者を対象にした説明会が行われ、五十嵐匠監督が参加者と面談した。市が予想した以上に参加者が殺到。五十嵐氏は「300人近くの石垣の方が集まってくれた」と喜んだ。 終戦直前に起こった遭難事件では、多くの女性や子どもが被害にあい、餓死者も出した。石垣島から台湾に向かってい… 2025/10/07
イベント 獅子舞が邪気を払う 大浜でイタツキバラ 旧盆明け恒例の伝統行事・イタツキバラが7日夜、大浜地区などで行われた。獅子舞で祖先や無縁仏の霊を払い、地域住民の無病息災を願った。軽快な笛や太鼓の音色に合わせて登場した獅子は、激しい音調に変わると乱舞し周囲の観客めがけ突進。健康と成長を願い親が我が子を差し出すと、獅子は子の頭を噛み、邪気を払った。 イタツキバラ(または、イタシキバラ)は八重山の旧盆を締めくくる伝統行事。各公民館が主体となり、ア… 2025/09/08
イベント アンガマ始まる 住民と珍問答も 旧盆(ソーロン)入りした4日、あの世から戻った祖先とされるウシュマイ(爺)とンミー(婆)が、ファーマー(子や孫)を引き連れて家々を回る伝統行事「アンガマ」が始まった。訪問先ではウシュマイとンミーが仏壇に手を合わせ、地域住民との珍問答を披露。皆を楽しませた。 アンガマは四ヶ字や大浜、真栄里、平得などの青年会が実施する旧盆を代表する八重山地域の伝統行事。ウシュマイ、ンミーはファーマーは大勢で住民宅… 2025/09/05
イベント 丸焼きに「大自然の味」 台風4号接近で中止 与那国カジキ大会最終日 第36回日本最西端与那国島国際カジキ釣り大会(町主催)は6日、台風4号の影響で、トローリングの部は開始約1時間で中止された。磯釣りの部や屋外の関連イベントも参加者の安全を考慮して開催は見送られた。 2025/07/07
イベント プラスワンが235㌔ 初日の釣果は6本 与那国カジキ釣り 第36回日本最西端与那国島国際カジキ釣り大会(町主催)は5日、トローリングの部と磯釣りの部で競技が行われた。トローリングは朝7時にスタートフィッシング。参加した約30隻の漁船は快晴の夏空の下、島民や観光客の見送りを受け、一斉に出港し沖合のポイントを目指した。同日はオブザーバー参加を含め計6本の釣果があり、トップは「プラスワン」(船名・第三正丸、上原正且船長)のクロカワカジキ(235㌔)だった。 2025/07/06
イベント 八重山の味覚全国へ パイン、マンゴー出荷式 八重山産パインアップルやマンゴーの販売促進と、ゆうパックによる全国発送をアピールするため、八重山郵便局(大濵賢一郎局長)で26日、出荷式が行われた。高級パイン「ゴールドバレル」など、八重山が誇る果実を関係者が配送車に積み込み、見送った。今年度はパイン2万4千個、マンゴー6500個がゆうパックで発送される見通し。 2025/06/27
イベント 「琉球滅亡ではなく正しい決断」 沖縄県設置、尚家当主 復帰53周年記念祭典 琉球国王の末裔で、第2尚氏第23代当主の尚衛氏は24日、那覇市の県男女共同参画センターてぃるるで開かれた「沖縄県祖国復帰53周年記念祭典~平和への誓い!自衛隊への感謝と沖縄の未来~」(主催・同実行委員会)に登壇。「琉球処分」と呼ばれる1879年の沖縄県設置について「(琉球の)滅亡ではなく、日本という国家への統合を選択した。尚家を守ることより、琉球の民の幸福を願った第19代尚泰王の正しい決断だった… 2025/05/25
イベント 対馬丸「世界に伝えるべき」 宮本、国仲さんら舞台の制作発表 1944年、沖縄から九州に向かった学童疎開船「対馬丸」が米軍に撃沈された悲劇を舞台化した「戦後80年祈念 生きているから~対馬丸ものがたり~」の制作発表が24日、那覇市の対馬丸記念館で開かれ、演出家の宮本亜門さん、出演者の国仲涼子さんらが記者会見に臨んだ。宮本さんは「あちこちで戦争が始まったり、ニュースで子どもが亡くなる話を聞いて、対馬丸の事件こそ沖縄だけなく、世界に伝えるべきと決意した」と語っ… 2025/05/25
イベント 初夏の幕開けを彩る 西表島で初のパインフェス 西表島特産のパイナップルの魅力を発信する「西表島パイナップルフェスティバル」(主催・同実行委員会)が26日、西表上原のトゥドゥマリ浜で初めて開催され、島内外から訪れた多くの人々で賑わった。 「春のピーチパイン収穫祭」と銘打たれたこのフェスティバルは、旬を迎えたパイナップルの出荷開始を祝うとともに、そのおいしさを広くPRしようと企画。これまで個々に行われていた出荷式に代わり、西表島トロピカルフル… 2025/05/01
イベント 防災テーマ展示にぎわう 米軍初参加、ホットドッグ配布 石垣市主催の「みんなで学ぼう石垣市民防災フェア」が27日、市役所で開かれ、各関係機関が防災をテーマにした展示を行った。「石垣市民防災の日・防災週間」の一環。米軍、自衛隊が警察、消防、気象台などと並んでブースを設け、会場は家族連れなど大勢の市民でにぎわった。 2025/04/29
イベント 掃海艇が前倒しで入港 海自、石垣港で一般公開へ 海上自衛隊の掃海艇「くろしま」=第46掃海隊(おきなわ)所属=が25日、石垣港に入港した。同日午後には既に第1岸壁に接岸し停泊していた。自衛隊沖縄地方協力本部石垣出張所には26日午前8時に入港予定と連絡があったが、1日前倒しで入港した。27日には一般公開を予定する。 一般公開は事前予約なしで、誰でも見学可能。午前(9時から正午まで)、午後(1時から4時まで)の2部構成で、掃海任務を行う潜水員の… 2025/04/26
イベント 海自掃海艇あす石垣入港 2年連続、27日に一般公開も 海上自衛隊の掃海艇「くろしま」=第46掃海隊(おきなわ)所属=が26日、石垣港に入港する。午前8時ごろ第1岸壁に接岸し、28日の同時刻まで停泊する予定。27日に一般公開を行う。事前予約なしで、誰でも見学可能。石垣への寄港は昨年の5月に続き、2年連続。 掃海艇は、海上や海中、海底などに設置された水中の爆弾(機雷)の除去や設置が主な任務の艦艇。「くろしま」にも専用の装備が設置され、人員も配属され、… 2025/04/25
イベント 「御後絵」きょう初の一般公開 琉球国王肖像、6月から修復 沖縄県立博物館・美術館 沖縄戦で米国に流出し、2024年に返還された歴代琉球国王の肖像画「御後絵(おごえ)」の一部が22日から、那覇市の県立博物館・美術館で初めて一般公開される。これに先立ち、県教育委員会は21日に御後絵を報道陣に公開。「絵の状態が非常に悪く、これから修復作業が始まる。今のうちに県民に原本を見てほしい」と呼び掛けた。 2025/04/22
イベント 石垣島事件から80年 米軍、総領事も参加し慰霊式 戦時中、石垣島上空を飛行中に撃墜され生き残った米軍機の搭乗員が、日本軍による尋問後に処刑された石垣島事件から80年となる15日、市内新川にある米軍慰霊碑で24回目の慰霊式が行われた。同実行委の関係者に加え、米海軍や同海兵隊、在沖米国総領事館などから23人の米国関係者が参列。県外からも参列者がおり、3飛行士の霊を慰めた。 2025/04/16
イベント 久保埜(男子)、山田(女子)V 951人完走、リレー高校生制す 石垣島Tアスロン 石垣島トライアスロン大会2025・第11回八重山郡トライアスロン大会・NTTエイジグループナショナルチャンピオンシップシリーズ第1戦(主催・同実行委員会)は13日、南ぬ浜町スタート、新栄公園ゴールで開催された。エイジ部門に1027人が参加し、総合男子は久保埜一輝(34)=東京都=が2時間3分20秒で4年ぶり2度目の優勝、女子は山田梓(28)=島根県=が2時間16分20秒で2連覇を決め、それぞれ優… 2025/04/14
イベント 脊髄損傷から復活 小山さん「信じて続けること大事」 石垣島トライアスロン2025 石垣島トライアスロン2025には、妻や仲間に支えられ、特別な思いを胸に完走した選手がいる。小山豊さん(51)=新栄町=は、ライフセーバーとして活躍していたが、2023年8月にトレーニング中の事故で頸椎(けいつい)を損傷。体にまひが残り寝たきりになった。ただ、強じんな精神でリハビリに取り組み、1年半で走れるまで回復。今大会にはスイムとランのみ参加(オープン参加)し、見事完走を果たした。 多くの選… 2025/04/14
イベント 「日本存亡の現場が沖縄」 シンポで対米独立も議論 那覇 「戦後80年、沖縄から考える対米独立への道」をテーマにした保守思想誌「表現者クライテリオン」編集委員らによるシンポジウムが3月30日、那覇市の県市町村自治会館で開かれた。日本の沖縄政策や、トランプ米政権との向き合い方を議論した。 2025/04/02
イベント 伊舍堂隊特攻から80年 石垣島出撃、沖縄戦の火ぶた切る 1945年3月26日未明、石垣島を出撃した島出身の伊舍堂用久中佐(当時24、戦死時大尉、二階級特進)率いる「誠第十七飛行隊」が慶良間諸島沖で米艦隊に特攻してから今年で80年の節目を迎える。伊舍堂隊の特攻は事実上、沖縄戦の火ぶたを切ったが、県内の報道や歴史教育では、特攻後に行われた米軍の慶良間諸島上陸が「沖縄戦の開始」とされ、伊舍堂隊の特攻はほとんど知られていない現状だ。 2013年に石垣市に建… 2025/03/26
イベント 「西表の海を永遠に」 日本一早い海びらき宣言 YVB 「日本最南端!八重山の海びらき2025in西表島」(主催・一般社団法人八重山ビジターズビューロー、YVB)が15日、竹富町西表島で開催された。この日はあいにく雨天のため海びらき祈願のみをトゥドゥマリ浜で執り行い、テープカットと初泳ぎは中止。他のプログラムは中野わいわいホールで行われた。YVB副会長の前泊正人竹富町長は「これまで八重山の海、自然環境を守りつないできた先人に感謝と敬意を表し、これから… 2025/03/15
イベント 「中国に侵略戦争起こさせない」 櫻井氏、沖縄県民に警鐘 ジャーナリストの櫻井よしこ氏は8日、那覇市で開かれた公開憲法フォーラムで「日本を取り巻く環境と安全保障」をテーマに基調講演した。「中国を抑止できるのは軍事力だけだ。米国、台湾と手を結び、中国に絶対侵略戦争を起こさせない力と気力を沖縄から発信しよう」と呼び掛けた。 衛星画像から中国の軍事力を分析し「私たちの想像をはるかに超えるレベル。日本と台湾は1000~2000発のミサイルの射程範囲に入ってい… 2025/03/09