2026年09月10日(木)
code 101 31℃ / 26℃
Close
  1. 沖縄八重山日報
  2. 政治・経済
  3. 沖縄県知事選2026
  4. 下地氏に「敬意表する」 勝利優先、協調を誇示 自民県連

下地氏に「敬意表する」 勝利優先、協調を誇示 自民県連

2026/09/10 05:00

下地氏も参加した集会で発言する大浜氏=8日夜、大川公民館

13日投開票の知事選を巡り、自民党県連の大浜一郎幹事長代理(県議)は8日夜に石垣市で開かれた集会で、立候補を辞退した下地幹郎元衆院議員と同席し「沖縄を前に進めるため苦渋の決断をしていただいた。心から敬意を表したい」と述べた。自民党県連は下地氏と激しく対立してきた歴史があるが、知事選での勝利を優先し、協調姿勢を誇示したかたちと言えそうだ。

下地氏は自民党本部と政策協定を結んで立候補を辞退し、新人、古謝玄太氏の支援に回った。ただ政策協定締結は党本部主導だったことから、党県連内では「頭越しだ」との批判も上がり、沖縄1区で下地氏と競合していた国場幸之助衆院議員は党本部に抗議。党県連の西銘恒三郎会長(衆院議員)は、下地氏とは「接触も交渉もしない」と言明した。

対立候補の玉城デニー氏の陣営も、下地氏との政策協定締結は自民党本部による選挙介入だとして「令和の琉球処分」と糾弾した。

大浜氏は沖縄八重山日報の取材に対し、下地氏が参加する集会への出席は党県連内で合意を得ていると説明。下地氏への対応について「県連にもいろいろな意見がある。だが、勝つためにワンチームになる方針を決めた。今は勝つことに重きを置く」と強調した。

党県連として今後、下地氏と連携する可能性については「勝たないと政策協定も推進力がなくなる。まずは勝ってからだ」とした。

集会では下地氏との関係について「県連の中で『今は一緒になって前に進めて行かないと、こんな大きな決断に報いることはできない』と私は一議員として申し上げた」と述べた。