ヘリ基地反対協代表、知事選で現職候補を応援は「有権者の一人として」 辺野古船転覆事故から半年
取材に応じる浦島悦子共同代表(左)と仲村善幸共同代表=16日午前、瀬嵩の浜(名護市)
名護市辺野古沖で修学旅行生らを乗せた抗議船2隻が転覆し、女子生徒を含む2人が死亡した事故から半年となった16日、運航団体「ヘリ基地反対協議会」の浦島悦子共同代表は、沖縄県知事選挙告示日に、名護市内で現職候補の応援に立っていたことを認め、「反対協としてやっているわけではない。有権者の一人として参加している。個人の自由がある」と述べた。
ヘリ基地反対協議会は、辺野古新基地建設に反対する「オール沖縄会議」の構成団体。オール沖縄会議はこれまで現職知事を支援する活動を行ってきた。
この日、浦島、仲村善幸両共同代表を含む9人が、事故のあった午前10時すぎに合わせて、名護市の瀬嵩の浜で犠牲者に献花し、黙とうをささげた。
浦島氏は「ご遺族にも直接の謝罪がかなわないという現状もある」とし、「大切な命が失われたことに対する思いと、謝罪の気持ちを持ち続けてきた」と述べた。「原因究明と二度と事故を起こさないということが、知華さんに対する償いになるのではないか」と語った。
仲村氏は、捜査機関の事情聴取に全面的に協力しているとし、「1日も早い真相の究明ということに、きちっと答えていかないといけない」と述べた。遺族への謝罪についても、弁護士を通じて申し入れているとした。
今後の活動について、浦島氏は、事故後、これまでの活動を検証し「どうあるべきか話し合いをしている」と明らかにした。