【視点】尖閣海域の挑発、友好に暗雲

 中国では新型コロナウイルスによる肺炎の感染者数が6万人に迫り、死者数も1300人を超えたが、石垣市の尖閣諸島周辺海域を航行する中国公船は、いまだに挑発行為を止めない。13日には今年に入り4日目、今月に入り2日目となる領海侵入が起きた。
 日本からは中国にマスクや防護服などの支援物資が次々と贈られている。その箱に、漢詩を引用した中国語の応援メッセージが記されていることが報道され、友好のあかしとして感動を呼んだ。だが、せっかくの心暖まるエピソードも、中国公船の傍若無人な振る舞いのせいで、吹き飛んでしまいかねない。
 元自衛官の佐藤正久参院議員(自民)はツイッターで「新型肺炎に関する日本の中国支援と尖閣領海侵入は別ということがより明確になった。本当にふざけている」と憤った。

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