尖閣周辺に中国船4隻 台風避難から戻る
第十一管区海上保安本部によると、尖閣諸島(石垣市)周辺の領海外側にある接続水域に15日午前零時半ごろから、中国海警局の艦船4隻が相次いで入った。中国艦船が尖閣周辺を航行するのは10日以来。中国艦船は先島諸島周辺に接近した台風から避難するため、一時的に接続水域を出ていたと見られる。
4隻は「海警1307」「海警1303」「海警1305」「海警1302」で、いずれも機関砲を搭載し、同日午後3時現在、尖閣周辺海域を航行している。海保の巡視船が領海に侵入しないよう警告し、監視警戒を続けている。