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与那国の黒糖絶賛 「世界に広めたい」 著名仏人バイヤー

2026/03/06

上地町長と面談したオリヴィエ氏(写真右)=2日午後、与那国町役場

著名フランス人バイヤーのオリヴィエ・ドゥレンヌ氏が2日、与那国町を訪問した。島内を回り黒糖の生産現場などを視察。同日午後に上地常夫町長とも面談した。オリヴィエ氏は与那国島の黒糖を絶賛。「砂糖と黒糖は全く味が違う。価値を認めてもらえるような売り方をしたい」と提案。海外への販路拡大を目指したいと意気込んだ。

オリヴィエ氏は、日本のさまざまな食材を取り扱う輸入商で、全国各地を訪問し魅力的な食材を買い付けている。現地の農家や企業が海外に輸出する支援を行っている。

日本で買い付け、フランス国内で販売するだけでなく、欧州全土や北アフリカなどにも輸出し、日本の食や食材の魅力を発信している。ミシュランで星を獲得する高級レストランや、有名洋菓子店などを顧客に持つ。

県内では、与那国島含む計8つの島の黒糖がブランディングされ、販売されているが、オリヴィエ氏は「与那国産が最も良い」と品質の良さを評価。塩味も感じる点などを指摘し、太鼓判を押した。

上地町長は立地の特性上、与那国島では塩分濃度が高くなる可能性を指摘。「サトウキビ農家が減っている中、世界に与那国の黒糖をアピールして欲しい。農家の励みになる」とオリヴィエ氏に要望した。

オリヴィエ氏側は、次回の来島について、サトウキビの収穫シーズンでもある2月前半を予定する。フランスのメディアも同行させると計画を明かした。

オリヴィエ氏は1日に来日し、小浜島を最初に訪問。2日に石垣島を経由し与那国島で黒糖の生産番場などを視察した。3日には沖縄本島でJA関係者などと面談する予定。