指導者のあり方語る 元全日本監督の柳本氏 バレーボールスクール

講演会で自身の経験談や指導者のあり方などを語る柳本氏=20日夜、大濱信泉記念館

 元全日本女子バレーボール監督の柳本晶一氏を招いた講演会「バレーボールスクール イン石垣島」(主催・沖縄菅公学生服㈱)が20日、大濱信泉記念館で開かれた。石垣市のバレー指導者ら関係者約21人が参加し、柳本氏の監督時代の経験談に耳を傾けた。
 柳本氏は指導者の在り方などを話し「バレーボールはミスが起こるスポーツ。指導者は選手を信頼していいが信用してはいけない」と指摘。

 勝つ結果を出せるチームにするためには「経験が豊富でチームの中心になる選手を入れること。オリンピックは4年に1度しかない。1つのミスで負けた場合、それを取り返すのには8年かかる」とミスの重みを強調した。
 指導者として必要なこととして「バレーボールには目に見えるミスと目に見えないミスがある。指導者はそこを見逃してはいけない」と述べた。選手育成のため「選手が上手になる瞬間を見て、ほめてあげることが大事」とした。
 沖縄菅公学生服㈱の三宅浩司所長は「これからも子どもたちの夢と学びを応援していきたい」、八重山バレーボール協会会長の冨村龍男氏は「世界で戦ってきた柳本監督の話を聞けてこれ以上の感激はない。これからもスポーツを通し健康で健全なまちづくりを推進していきたい」と感謝した。

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