【看脚下 -沖縄から日本を見る-】 第十八回 あの素晴らしい愛(寛容)をもう一度② 島尻昇
島尻昇氏
もう一つ、忘れられない場面がある。 確か『佐賀のがばいばあちゃん』だったと思う。 主人公の少年は、勉強はあまり得意ではない。 しかし、足だけは抜群に速い。運動会は、彼がヒーローになれる数少ない晴れ舞台だった。 ところが家は貧しい。おばあちゃんとの二人暮らしである。 運動会のお昼になり、少年が弁当箱を開ける。 白いご飯に梅干しだけの日の丸弁当。 それを見た先生が言う。 「先生、今日はお腹の調子がよく…
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
※ご不明な点がございましたら、
お問い合わせフォームよりご連絡ください。