2026年09月01日(火) code 203 31℃ / 27℃
Close
  1. 沖縄八重山日報
  2. 政治・経済
  3. 沖縄県知事選2026
  4. 古謝氏支援呼び掛け 下地氏「政策合意実現を」

古謝氏支援呼び掛け 下地氏「政策合意実現を」

2026/09/01 06:00

支持者に謝罪する下地氏(中央)=8月30日午後、那覇市内

沖縄県知事選(9月13日投開票)への立候補を取りやめた下地幹郎氏の支援者らを対象とした集会が30日、那覇市内で開かれた。下地氏は不出馬について改めて謝罪した上で、自民党との政策合意で掲げた4項目を実現するため、「古謝玄太を勝たせる以外、我が後援会の道はない」と述べ、自民党などが推薦する古謝玄太氏への支援を呼び掛けた。

集会には下地氏と交渉に当たっていた自民党の鈴木宗男参院議員も出席した。鈴木氏は、下地氏が7月に出馬を表明した後、自民党内で下地氏の支援を得られないか模索する動きがあったことを明らかにした。

8月に入り、下地氏と協議を開始。当初、下地氏は「立候補した以上、やめると言ったら後援者に対する背信行為だ」と不出馬に強い姿勢を示していたという。

しかし23日、下地氏から政策合意について提案があった。子どもの貧困対策、鉄軌道の5年以内着工、G7サミットの沖縄誘致、普天間飛行場の返還時期の明確化の4項目について、「これだけは譲れない」と求めたという。

鈴木氏は党執行部との調整を重ね、25日に政策合意が成立した経緯を説明。「下地さんの沖縄を思う気持ち、沖縄の明日、将来を考え、党が責任を持つと言ってくれた」と述べ、合意内容の実現に取り組む考えを示した。

また、政策合意について、自民県連に事前の相談がなかったことについて、「国の予算を使う。沖縄のためになるなら、頭越しでもいいではないか」と述べた。その上で、「古謝さんのためじゃない。沖縄のために古謝さんを応援してください」と呼びかけた。

下地氏は「選挙に出ないと言って皆さんを裏切った」と支持者に謝罪。「この信頼を回復するには、古謝さんを勝たせて、4項目の政策を国に実現させる以外に道がない。13日までは私の心と一緒にいてください」と強調した。

集会は、古謝陣営の選挙母体「げんきな沖縄を創る県民の会」が主催。金城克也選対本部長や古謝氏の亜希子夫人もあいさつし、支援を呼び掛けた。最後は参加者全員で「ワンチーム」と三唱し、集会を締めくくった。