緑化運動、次世代へ 育樹祭式典に約4000人 宜野湾

秋篠宮皇嗣同妃両殿下(写真奥)がご臨席の下、県内の緑の少年団(写真左)から全国の関係者に県内で育てられた木々の苗木が贈呈された=15日午前、沖縄コンベンションセンター

 第43回全国育樹祭式典行事が15日午前、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開催された。秋篠宮皇嗣同妃両殿下がご臨席され、県内外から約4000人が参加した。緑化などで功績のあった功労者が表彰され、緑の少年団の活動報告が行われた。また、県内で活躍する芸能団体や関係者によるアトラクションもあった。沖縄県が育樹祭を開催するのは初めて。
 全国植樹祭は継続して森を守ることの重要性を普及啓発するため、1977年から全国植樹祭を開催した都道府県で、毎年開催されている。
 沖縄では93年に糸満市で第44回全国植樹祭が開催されており、当時の天皇皇后両陛下がリュウキュウマツとフクギのお手植えをされた。
 秋篠宮皇嗣殿下はお言葉を述べられ「森林は、私たちの暮らしに豊かさをもたらしてくれる。生物多様性保全の場としても、重要な役割を担っている」とご指摘。森林を次世代に引き継ぐことは「地球上に暮らす生物にとっても大変重要なことだ」と述べられ、国内の緑化活動推進に期待を示された。
 玉城デニー知事は沖縄県について「北部地域のやんばるや、八重山地域の山地部では、豊かな森林が広がっている」と紹介。希少種が生息する森林を守り、継承する必要性を訴え「本島北部と西表島の世界自然遺産登録に向けて取り組んでいる。今回の育樹祭を契機に、県内の緑化運動や森林づくりへの機運が盛り上がれば」と期待を込めた。

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