SUPイベント悪天候で延期 来年、石垣独自開催へ パドルイムア

パドルイムアにエントリーし、レースを心待ちにしていた参加者ら(松本さん提供)

SUP(サップ)レースによるチャリティーイベント「パドルイムア・グローバルチャレンジ」が17日から世界各地で始まった。石垣島では同日午後、市内野底の下地海岸をスタート地点に開始される予定だったが、悪天候のため延期された。
 2015年にサップの世界選手権日本代表にも選ばれている松本晃一さん(51)=石垣市在=によると、同イベントは米国ハワイ州のマウイ島にある、障害のある子どもたち等に海や屋外での体験をさせる団体「キャンプイムア」が主催。
 例年のレースはマウイ島で行なわれ、世界中からパドラーが参加し、参加料の一部を障害のある子どもたち等への支援金に充てている。
 今年は新型コロナの影響で、マウイ島での開催を中止し、17~19日の3日間で世界同時開催とした。
 今回は順位を競わず、各地域で10マイル(約16㌔㍍)の距離を走り、レースの様子をGPSマップやSNSなどで共有する、新形態での開催となった。
 世界でのエントリー数は350人ほど。国内は約100人で、うち石垣では約人と、国内最多だったという。
 この日、石垣島では朝からの落雷などの悪天候のため、レース自体は延期された。
 エントリーしていた松本さんは「チャリティー自体は既に成功している。来年以降は、サップ以外も対象にして、石垣島での独自のチャリティーイベントを開催したい。ずっと続くイベントにできれば」と意気込んだ。

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