沖縄市が優秀選手を表彰 おきなわ技能五輪・アビリンピック

(左から)玉那覇兼吾さん(技能五輪・造園銀賞)、當山咲良さん(同・日本料理金賞)、桑江市長、太田守紀さん(アビリンピック・フラワーアレンジメント金賞)、知念靖さん(同・建築CAD金賞)=12日、沖縄市役所

 桑江朝千夫沖縄市長は12日、11月に開催された「おきなわ技能五輪・アビリンピック2018」で優秀な成績を収めた市内の4選手に対する市特別技能者表彰式を行った。技能五輪で金賞(日本料理)の當山咲良さん(22)、銀賞(造園)の玉那覇兼吾さん(22)、アビリンピックで金賞(フラワーアレンジメント)、太田守紀さん(高校3年)、金賞(建築CAD)の知念靖さん(33)が表彰された。
 桑江市長は「受賞者のさらなる飛躍、技能向上に期待したい」とあいさつした。
 技能五輪にラストチャンスとして挑んだ當山さんは「この日に向けて4年前から取り組んだ成果が出た。男社会で働いてきたので負けたくない気持ちがあった」と振り返った。
 市池原の㈲緑新開発の玉那覇さんは「本番は強い雨に打たれながらの作業で課題の変更など、戸惑いながらも何とか最後まで納得できる作品を仕上げることができた」と喜んだ。
 建物の図面を描くソフトを使った競技であるアビリンピック建築CADで金賞を受賞した知念さんは市与儀の㈲創建設計事務所で勤務。「日々の積み重ねで金賞が取れて今後の励みになる」と語った。
 高校1年生からフラワーアレンジメントに興味を持ち始めた中部農林高等支援学校の太田さんは「今年の沖縄大会のために力を入れて取り組んだ。いろいろな人の応援のおかげで金賞が取れた」と強調した。
 同大会には県内から技能五輪で111人、アビリンピックで29人の選手が出場した。同大会県選手団団長で㈱仲本工業の仲本豊社長は「彼らはこれがゴールではなく、これからが長い。一流の技能者、技術者としてこれからも技を磨き、世界に羽ばたいてほしい」と激励した。

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