障害者の自立支援を 就労支援事業所がバザール りゅうぎん

「りゅうぎんプレゼンツ第1回ナイスハートバザールイン石垣島」で編み物カゴを選ぶ来店者ら=16日午前、マックスバリュやいま店駐車場

 障害者施設の支援を行なっている(一社)沖縄県セルプセンター(金城幸範理事長)は16、17日の2日間、石垣市内の障害者就労支援事業所などで製造あるいは加工された商品の展示即売会「りゅうぎんプレゼンツ第1回ナイスハートバザールイン石垣島」をマックスバリュやいま店駐車場で開催している。出店した団体は来店者と楽しそうに交流しながら、自慢の商品を提供した。ナイスハートバザールが石垣島で行われるのは初めて。
 同バザールは障害者の自立支援を促し、就労支援事業所等の製品の展示・販売と販路拡大、障害者支援施設の事業振興を図る目的。㈱琉球銀行が協賛し、イオン琉球㈱マックスバリュやいま店(前仲一彦店長)が商品売り場を提供したことで実現した。

 16日は、12団体が出店。野菜や島らっきょう、編み物やストラップなどが店先に並び、マッサージを提供する団体もあった。
 この日は、オープニングセレモニーが行われ、金城理事長が「県内でも多くの施設利用者が生産活動に取り組んでいるが、事業所として商品のPRや売り上げへつなげられていないのが現状。各事業所の製品のPRと販売促進を支援し、障害者の自立を支援したい」と述べた。
 出店団体を代表して、雑貨店とタッチセラピーを行う「あるまねっと」のセラピスト・川満暁さん(33)があいさつし、「このバザールは自分たちが作った商品を知ってもらい、一緒に楽しむイベント。今日から2日間、楽しみたい」と述べ、主催者や協賛企業に感謝した。また、「来年もあるなら出店したい」と意気込んだ。

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