道徳授業のあり方模索 他県教諭招き公開授業 大浜中

鈴木教諭(左)の問いかけに対し、クラスメイトと話し合う生徒ら=29日午後、大浜中学校

 今年度から2年間、文部科学省と石垣市教育委員会から道徳教育推進校の指定を受けている大浜中学校(島仲信秀校長)は29日午後、愛知県あま市立七宝小学校の鈴木賢一教諭を招き、道徳教育の公開授業を実施した。同中学校の教諭らは対象となった1年生2組を見学し、授業のあり方や進め方を模索した。
 授業は「国際理解」をテーマに、教科書の教材「違いを乗り越えて」に基づき実施。主人公の日本人が、実家にホームステイしているインドネシア人と交流し、食習慣の違いなどから異文化に触れていく。
 鈴木教諭は生徒に対し、主人公が感じた「違いを受け入れる」「相手を理解しようとする」などの異文化交流での気持ちを答えさせてから、「本当にできるのか」と問いかけ、実現する方法と実現後の状況を考えさせた。
 生徒は数人で話した後、「じっくりと時間を掛けて話し合う」「立場を相手より下にする(相手を敬う)」や、「戦争がなくなる」などと回答した。
 西表章弥(ふみや)君は「自分が外国人と接した時など、次に対して考えるきっかけになった」と話し、「日本人の良いところは人への思いが強いところで、悪いところはSNSなどで相手の悪いところばかり攻めるところ」と指摘した。

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