経済 新工場の「機能充実を」 きび生産組合、石垣島製糖に要請 石垣市さとうきび生産組合(伊敷繁光組合長)が19日、石垣島製糖株式会社(松林豊代表取締役社長)を訪れ、新工場を建設する際に「現在の処理能力以上の充実した機能を」「100日程度の創業短縮に努めて」と要請した。 要請には伊敷組合長と根間建有副組合長らが参加。伊敷組合長が要請文を読み上げた。現工場については、一日の処理量が千㌧となるがトラッシュ等の混入で処理量が低下していることを指摘。新製糖工場建設… 2018/09/20
経済 製糖業宿舎の検討開始 町内3島、観光客宿泊も視野 竹富町 竹富町製糖業等宿泊施設整備に関する検討委員会(前鹿川健一委員長、委員10人)が12日、竹富町教育委員会でスタートした=写真。同委員会は町内3島(小浜、西表、波照間)の製糖工場の宿舎整備に向け、2018年度内に基本構想を策定する。宿舎整備は製糖期には季節工が利用、製糖期外では観光客の宿泊施設も視野にある。 現時点での宿舎整備条件として、宿舎利用者数は小浜で80人、西表で65人、波照間で70人。い… 2018/09/13
経済 延長、来夏に営業開始 新区画と既存区画を連結 ゆいレール 県「発展の原動力に」 県と那覇市、浦添市、沖縄都市モノレールは4日、合同で沖縄都市モノレール「ゆいレール」の延長整備軌道の桁連結式を開いた。「ゆいレール」は2013年11月に、既存営業区間の終着駅である首里駅から、浦添市・てだこ浦西駅までの延長区画の整備工事を開始。約5年の歳月をかけ、同日に延長区間約4㌔の軌道桁が連結された。 謝花喜一郎副知事や城間幹子那覇市長、松本哲治浦添市長らが見守る中、県や施行業者の関係者ら… 2018/09/05
経済 沖縄発のIT技術革新 ISCO、県の肝いりで本格始動 ITを活用して県内の産業振興を目指す「沖縄ITイノベーション戦略センター(ISCO)」が、県の肝いりで7月に本格始動した。ISCOの活動は、全国的に見てもほとんど例がない「テクノロジーで産業振興をする」という先進的な取り組みとなる。県内の全産業の経済成長を図る一方で、そこで創出された新ビジネス・新サービスを、沖縄県を発信源として日本全国、そして世界へ広げていくことを狙っている。ではその実現に向け… 2018/08/24
経済 那覇―北九州が期間限定運航 ロボット工場など立地 スターフライヤー 北九州空港を本拠地とするスターフライヤー(松石禎己代表取締役)は、7月13日から10月27日までの期間限定で、那覇―北九州路線の運航を再開した。同社・営業本部の湯浅淳一郎副本部長は「那覇―北九州は期待の路線。これから大切に育てていき、通年運航できるようにしたい」と語る。 格安航空会社(LCC)にカテゴライズされることもある同社だが、一度搭乗すると、LCCとは一線を画する機内設備を実感できる。機… 2018/08/17
経済 谷合農水副大臣が来島 石垣牛関係者と意見交換 農林水産省の谷合正明副大臣は7日、地域事情視察のため石垣島入りし、JA石垣牛肥育部会(比嘉豊会長)との意見交換などを開いた。8日まで滞在し、8日は乳製品の6次産業化に取り組む伊盛牧場や西表島などを視察する。 谷合副大臣一行は到着後、熱帯・島嶼研究拠点を視察し伊原間公民館に移動。石垣牛の生産拡大に関する意見交換を肥育部会の関係者と行った。 ▼過去記事の 全文は「新聞オンライン.com」で 沖縄本… 2018/08/08
経済 「ふくゆめ」など4頭推薦 黒島畜産共進会に約40頭 第13回黒島畜産共進会(主催・黒島肉用牛生産組合)が4日、同セリ市場で開かれ、若雌、成雌などの5部門で約40頭の体格や毛並みを審査した。9月に予定されている八重山郡畜産共進会には、見里登さんの「ふくゆめ」など4頭が推薦された。 成雌第1類で一席を獲得し、郡共会に推薦された「ふくゆめ」は、昨年の郡共進会、県共進会(若雌第2類)でも一席を獲得。2年連続の一席受賞となった。 ▼過去記事の 全文は「新… 2018/08/05
経済 泡盛の魅力引き出せ 商品企画の人材育成講座 県酒造組合 【うるま市】県酒造組合(佐久本学会長)は3日、「泡盛フレーバーホイールを用いたブレンドマーケッター人材育成プログラム(応用篇)」の開講式を沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センターで開き、県内の酒造所から12人の受講生が集まった。佐久本会長は「泡盛業界は出荷量が13年連続減っているが、潜在能力はある。このプログラムを通じて発信力や伝える力を鍛えて、会社や業界を盛り上げてほしい」とあいさつした。 … 2018/08/04
経済 八重山の味覚楽しんで 各地で歓迎イベント 観光の日 沖縄県が定める「観光の日」の1日、新石垣空港と離島ターミナル、与那国空港ではこれを記念したイベントが開かれ、パインやジュース、お菓子などの特産品が観光客らにふるまわれた。新石垣空港では午後3時からセレモニーが開かれ、当日2018番目の到着客となった田畑尚吾さん(34)一家=東京都=に記念品が贈呈された。 新石垣空港では午前9時から、市観光交流協会青年部(請盛真実部長)の会員らがレセプションを開… 2018/08/02
経済 県内建設業へ優先発注を 副知事が沖縄防衛局に要請 【嘉手納町】謝花喜一郎副知事は26日午前、県内建設業への優先発注や県産の建設資材等の優先使用等を要請するため、沖縄防衛局(中嶋浩一郎局長)を訪問した。中嶋局長は「地元企業にできるだけ参入してもらえるよう、努力している。2017年度は全体で850億円、110件の契約を発注しており、そのうち約380億円、90件を県内企業にお願いした」と説明した。 同局は、これまでも受注機会の拡大に配慮し、発注規模… 2018/07/27
経済 沖縄振興「積極的に推進」 陸自配備は抑止力と災害対処 菅官房長官本紙インタビュー 菅義偉官房長官は21日、東京都内で八重山日報社のインタビューに応じた。沖縄振興特別措置法(沖振法)が期限切れとなる2022年度以降の沖縄振興策について「今は決められない」とした上で「先月閣議決定した骨太方針では、引き続き国家戦略として沖縄振興策を総合的、積極的に推進することを決めている」と強調した。米軍普天間飛行場の辺野古移設をめぐり、翁長雄志知事が辺野古沿岸の埋め立て承認を撤回する意向を示して… 2018/07/27
経済 89%で県内トップ 自動車税の納期内納付率 18年度八重山管内 沖縄県八重山事務所県税課は25日、八重山管内での2018年度自動車税納期内納付率が県全体の87・7%を上回り、昨年比0・4ポイント増の89・0%となったと発表した。県内各地区でトップ。 同課によると統計を開始した1988年ごろの納付率は50・1%と非常に低かったが、関係者の継続した地道な取り組みで2014年には82・5%に上昇。県合計の82%を超えるまでに改善された。 ▼過去記事の 全文は「新… 2018/07/26
経済 「ニューくがに」就航を祝う 平敷屋港―津堅島結ぶ 【うるま市】平敷屋港と津堅島を結ぶ高速旅客船「くがにⅢ」が老朽化したため、「ニューくがに」が18日から就航した。これを記念して25日、就航記念式典・祝賀会(主催・有限会社神谷観光、代表取締役社長・神谷幸一)が盛大に開催された。 「ニューくがに」は総㌧数がくがにⅢより約2倍の66㌧で、搭載人数も87人から153人まで増えた。バリアフリー対応や騒音対策なども施され、安全性の向上も図られている。「ニ… 2018/07/26
経済 「八重山に聖火リレーを」 石垣市議らが県に要請 【那覇】八重山広域市町村圏事務組合議会(議長・仲嶺忠師石垣市議)は24日、箕底用一石垣市議の提案で県議会を訪問し、新里米吉議長に「東京オリンピック・パラリンピックの聖火リレーにおける八重山地域開催」を要請した。新里議長は、個人の意見と断った上で「八重山・宮古地域も聖火リレーを走らせないと悔いが残る。担当部長にもう1回話しておく」と語った。 2020年の東京五輪の聖火リレーは、同年3月26日に福… 2018/07/25
経済 うなぎで酷暑を乗り切って きょう土用丑の日 きょう20日は土用丑の日。夏の盛りの最も暑い日とされるこの日に、うなぎを食べ酷暑を乗り切ろうとする多くの市民や観光客に向け19日、石垣市新川にある舟蔵の里「只喜」では元村伝代表取締役(43)が土用丑の日に向け、うなぎ約100㌔、数にして約600匹の仕込みに余念がなかった=写真。 元村代表は「うなぎは、鹿児島産や宮崎産のうなぎを生きたまま石垣まで運び、手早くさばき、お客様には冷凍ものでは味わえな… 2018/07/20
経済 島バナナ豊作 ゆらてぃく市場に山積み 島バナナが今年も豊作だ。JAファーマーズマーケットやえやまゆらてぃく市場には、取り立ての島バナナが山積みされている。 先の台風8号の接近前に収穫したこともあり、量的に昨年より多いようだ。強風などで多少傷ついたものは「訳あり」と表示し、安値で販売されているのも。 売り場担当者によると、「島バナナはマンゴーやパインなどのトップスリーに入らないが、日持ちするので、贈り物として県外へ送る客も多い」と… 2018/07/17
経済 マンゴーの販売促進PR 色合い、濃度は「抜群」 【豊見城市】「マンゴーの日」の15日、沖縄県農林水産物販売促進協議会(大城勉会長)は、JAおきなわ食菜館「とよさき菜々色畑」でマンゴーの日のセレモニーを行った。県によると今期のマンゴーは1525㌧と昨年より3割ほど減少したが、色合いと糖度は抜群の出来だという。 大城会長は「今期は空梅雨と7月の相次ぐ台風の影響で、厳しい生産環境だった。しかし、生産者の日々の努力で、近年で一番の色合いと糖度がある… 2018/07/16
経済 完熟マンゴーいかが? ゆらてぃく市場でフェア 沖縄県が定める「マンゴーの日」の前日となった14日、JAファーマーズマーケットゆらてぃく市場でマンゴーフェアが開かれた。市民や観光客は試食用のマンゴーに舌鼓を打ち、気に入ったマンゴーを購入していった。 午前9時にはセレモニーを実施。JAおきなわ八重山地区営農振興センターマンゴー生産部会の友利和博部会長が「マンゴーは栄養価が高い。食べて夏を乗り切ってほしい」と呼び掛けた。 ▼過去記事の全文は「新… 2018/07/15
経済 IT原動力に産業振興 戦略センター設立「世界展開を」 【那覇】沖縄発でITイノベーションを起こし、新しいビジネスやサービスを創出する拠点となる「沖縄ITイノベーション戦略センター(ISCO)」(中島洋理事長)の設立を記念するフォーラムが12日、沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハで行われ、約270人が参加した。ISCOは観光業、農業、物流業、製造業、金融など、県の強みがある産業にITを活用し、県内の産業振興を図る原動力とするための戦略を提言する。イノ… 2018/07/13
経済 クロマグロ漁業規制に抗議 水産庁説明会で漁業者 水産庁は2日午後、八重山漁業協同組合(上原亀一会長)2階会議室で太平洋クロマグロの漁業規制について説明会を開き、漁業者や関係者ら約40人が参加した。 同庁は1日から資源回復が必要な太平洋クロマグロの沿岸漁業への規制を強化。30㌔以上の大型魚に都道府県別の枠を設定するなどした。 水産庁資源管理部漁業調整課の中村真弥氏は「国際会議で日本での漁獲枠は定められている」と理解を求め「収入安定の救済措置… 2018/07/03