翁長氏支援で新組織結成 保守系経済人も参加 知事選
【沖縄市】県議会与党の会派「おきなわ」(会派長・瑞慶覧功県議)や県内の経済界関係者らは27日、知事選に向け、翁長雄志知事を支援する「政治経済懇和会」の結成総会を沖縄市で開いた。会長には県議の赤嶺昇氏、副会長にはホテル事業を展開する「かりゆし」の當山智士社長、沖ハムの長濱徳松会長が就任。赤嶺会長は総会後の記者会見で、翁長氏の不出馬について「想定していない」とした上で「2期目に向けて知事を支える」と…
2018/05/28
翁長氏支援で新組織結成 保守系経済人も参加 知事選
【沖縄市】県議会与党の会派「おきなわ」(会派長・瑞慶覧功県議)や県内の経済界関係者らは27日、知事選に向け、翁長雄志知事を支援する「政治経済懇和会」の結成総会を沖縄市で開いた。会長には県議の赤嶺昇氏、副会長にはホテル事業を展開する「かりゆし」の當山智士社長、沖ハムの長濱徳松会長が就任。赤嶺会長は総会後の記者会見で、翁長氏の不出馬について「想定していない」とした上で「2期目に向けて知事を支える」と…
2018/05/28
【金波銀波】「慰安婦の連行」…
「慰安婦の連行」「南京事件といわれる一般市民への無差別の虐殺」―。現在の歴史教科書から消えた言葉が使用されて物議をかもし、配布中止となった石垣市の副読本が「八重山を学ぶ」と改題され、執筆者らによって装いを新たに再刊された◆市教委は執筆者らとの事前調整で、本のレイアウトや、使用する写真などを変更させたが、出版そのものの中止を求めるのは難しいと判断したという◆副読本には執筆委員、編集委員、監修委員、…
2018/05/24
【視点】反対派は市民の共感得られぬ
防衛省が進める石垣島への陸上自衛隊配備計画で、石垣市は16日、配備予定地周辺の開南・於茂登地区を対象に初の意見交換会を開いた。反対派住民らは意見交換会をボイコットしただけでなく、会場となった学校の周辺で抗議行動を展開した。対話を拒否する反対派の姿勢は、到底、市民の共感を得られまい。 参加者によると、反対派が会場周辺で抗議集会を開いたため、一般の住民が会場に入りくい雰囲気になってしまったという。…
2018/05/18
【金波銀波】自立へ基地、経済問題克服を
きょう5月15日は46回目の復帰記念日である。現在の私たちは空気を吸うような感覚で、日本人としての権利を享受し、国と郷土の歴史や文化に誇りを抱いているが、米軍統治下の戦後27年間、それが許されない時代が存在した。苦難の道を切り開いた先人に感謝する日でありたい。 復帰後の沖縄の経済発展はめざましかった。沖縄本島だけでなく、離島である宮古、八重山に至るまで膨大な国費と県費が投じられ、道路や施設など…
2018/05/15
【金波銀波】「八重山さんは取材できません」…
「八重山さんは取材できません」―。先日沖縄本島で開かれた護憲集会で、会場に入ろうとした本紙記者が受け付けで止められた。沖縄メディアでは本紙だけが取材を拒否されたようだ◆別の取材現場では、相手からいきなり「あなたの社は政府寄りか」と言われたこともある。他の沖縄メディアはそろって反政府色が色濃い。本紙は公正中立を意識した報道を心がけているというだけで、色めがねで見られてしまう。最近も基地問題で各方面…
2018/05/13
【金波銀波】折に触れて「復帰っ子」を取材して…
折に触れて「復帰っ子」を取材してきた。今年で46歳。年を追うごとに、沖縄社会でその存在感は増している◆「復帰っ子」とは、戦後、米軍統治下にあった沖縄が日本に復帰した1972年に生まれた人たちのことだ。異民族支配に苦しんだ先人とは異なり、生まれながらに日本人としての権利を享受した◆父母や祖父母から沖縄戦の悲惨な体験を継承し、平和への強い思いを抱くが、米軍や自衛隊に対して過度にナーバスにはならない。…
2018/05/05
【視点】期待される憲法改正論議
自民党の改憲草案がまとまり、改憲がいよいよ現実味を帯びつつある中で迎える5月2日の憲法記念日である。米軍基地問題や尖閣諸島問題を抱え、日本の安全保障の「縮図」である沖縄から、改憲の潮流を巻き起こすことには大きな意義がある。 改憲の焦点は9条だ。3月の党大会で提示された自民党の改憲草案では、戦争放棄などを定めた9条1項と2項を維持しながら、9条の2を追加して、自衛隊を明記した。9条の2は、具体的…
2018/05/03
【金波銀波】北朝鮮が韓国、米国との首脳会談を開き、…
北朝鮮が韓国、米国との首脳会談を開き、東アジアに融和ムードが広がる中、「圧力一辺倒の日本だけが蚊帳の外に置かれている」という報道が目立つ。その「圧力」こそが北朝鮮の軟化を引き出したのだが◆もっとも北朝鮮が本気で相手をしているのは米国だけで、日本に当事者能力がないと言うなら、韓国も事情は同じだろう。核や拉致問題の具体的な進展もないのに、日本が「バスに乗り遅れるな」と焦って北朝鮮との直接対話に乗り出…
2018/04/30
【視点】南北融和「平和到来」は早計
「南北融和」をアピールする華やかなパフォーマンスに幻惑され、平和到来を確信するのは早計だ。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は韓国の文在寅大統領は27日、軍事境界線のある板門店(パンムンジョム)で会談。朝鮮半島の非核化を打ち出した。しかし大事なのは言葉ではなく行動だ。日本は今後とも国際社会と連携し、北朝鮮が約束を守るかどうか、厳しく追及する必要がある。 南北首脳は手をつなぎながら軍事境界線を越えた…
2018/04/28
【金波銀波】財務省や防衛省の公文書をめぐり…
財務省や防衛省の公文書をめぐり、改ざんや隠蔽が指摘される問題が相次いでいる。能力とモラルが日本一高い組織のはずだった官僚機構の不祥事は「メイド・イン・ジャパン」の信頼性をも根底から揺るがす残念な事態だ◆簡単に言ってしまえば「自らの責任逃れのためにウソをついていた」という問題なのだが、大小の差こそあれ、こんなことは一般の民間企業でも日常茶飯事。関わった人間がとことん正直にすべてを明かし、関与の度合…
2018/04/09