【小チャイナと大世界】(三二九) 天武天皇に祟(たた)る母権 父系皇統と海神マリア 石井望(談)
剣で草を薙ぐ日本武尊(やまとたけるのみこと) 渡部審也筆 『伊勢神宮歴史絵画館国史絵画集』所収、国史絵画集刊行事務局、昭和40年
皇統の正統性を突き崩すため、天照大神(あまてらす・おおみかみ)は女系だとして愛子天皇論がかまびすしい。しかし古代は母系社会ではありません。古代から氏(うじ)があり、氏神があります。もちろん父系の氏です。卑弥呼も父系宗族の女王でした(連載327)。 さらに前の太古の母権社会では雑婚により父親不明なので、氏を名乗ることは稀(まれ)だったでしょう。国家草創以後は氏を名乗ることが名誉となり、特に貴人の落胤…
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