一般 「生活実感」を議場へ 竹富町女性議会、8人が直球提言 竹富町議会(大久研一議長)主催の女性議会が23日午後、町役場議事堂で開かれ、30~60代の町民女性8人が登壇。高齢化・子育て・観光・環境・災害対応など、離島ならではの課題を生活目線で次々と突き付けた。会場では、行政答弁に対し「現場の実態に追いついていない」との指摘が相次ぎ、男女共同参画の取り組みを問う場面では、登壇者の山城まゆみ氏が「(答弁が)ぬるい」と一蹴。当局が追加説明に追われる一幕もあった。 2025/10/24
一般 「中国が沖縄に口出しする根拠」 「先住民」主張、危険な兆候 仲村覚氏 中国国連代表部が「沖縄県民は先住民」との認識を示したことについて、同内容の国連勧告に反論する運動を展開している日本沖縄政策研究フォーラム理事長の仲村覚理事長は「中国が沖縄の主権は日本にはないという『琉球主権未定論』を公式の場で初めて言い始めた。危険な兆候だ」と懸念を示した。 中国の狙いについて「米軍、自衛隊が沖縄で活動するのは先住民の権利を侵害している」という主張の伏線と分析。「安保理の常任理事国… 2025/10/23
一般 自衛隊員への差別禁止求める 家族会や議員らも訴え 日本沖縄政策研究フォーラム 一般社団法人日本沖縄政策研究フォーラム(仲村覚理事長)は18日、那覇市内で「自衛隊差別を許さない!県民集会」を題し、報告会を開催した。仲村氏は「自衛隊差別の放置は、国家の安全を内部から崩壊させる危険を孕む」と警鐘を鳴らし、差別の是正と県民の意識改革を訴えた。 2025/10/19
一般 「ノーモア沖縄戦会」などが中止要求 統合演習「大規模戦争訓練」 「ノーモア沖縄戦命どう宝の会」(具志堅隆松、与那嶺恵子共同代表など)と「ミサイル配備から命を守るうるま市民の会」(照屋寛之共同代表など)は17日、県庁で会見し、「2025自衛隊統合演習」の即時中止を求める声明を発表した。声明は首相、防衛相、統合幕僚長、陸上自衛隊第15旅団司令、県知事宛てに提出された。両会は「沖縄を戦場と想定した実戦訓練であり、断じて容認できない」と強く反発している。 統合演習は1… 2025/10/18
一般 住民説明会を要求 自衛隊統合演習で 市民連絡会 石垣島の平和と自然を守る市民連絡会(上原秀政、白玉敬子共同代表)は16日、今月末に予定される2025年度自衛隊統合演習について、自衛隊による住民説明が必要と訴え、市が開催を求めるよう要請した。自衛隊には演習の中止を求めた。 演習は今月20日から31日まで全国各地で予定され、八重山3市町では防災や通信などの訓練が行われる。一部は駐屯地外でも実施され、米軍の揚陸艦が石垣港に寄港。石垣駐屯地でも、県内の… 2025/10/17
一般 統合演習「中止を」 市民連絡会が声明 石垣島の平和と自然を守る市民連絡会(上原秀政、白玉敬子共同代表)の役員らが14日、市内の事務所で記者会見し、20日から全国各地で始まる自衛隊統合演習の中止を求める声明を出した。 自衛隊統合演習は石垣島でも予定されており、陸上作戦、統合後方運用(物資輸送訓練)、統合通信訓練、災害対処訓練、衛生訓練が検討されている。 声明では演習について「島を守るためではなく、島を戦場にして戦うための訓練であることは… 2025/10/16
一般 沖尚ナインに県民栄誉賞 「県民に希望と活力」 比嘉監督に指導者特別賞 第107回全国高校野球選手権大会で優勝を果たした沖縄尚学高校野球部に対し、県は県民栄誉賞を授与し、14日午後、県庁1階県民ホールで表彰式が開かれた。また同校の比嘉公也監督には県スポーツ指導者特別賞が贈られた。玉城デニー知事が表彰状と記念品を手渡し、「県民に明るい希望と活力を与えた功績は、まさに県民栄誉賞にふさわしい」とたたえた。会場には県議会議長や副知事、関係者らが出席し、拍手で受賞を祝った。 2025/10/15
一般 万博の電動ボード約200台配置へ 石垣島まつりで試乗会 電動マイクロモビリティのシェアリング世界最大手のLime(ライム)の説明会が9日、ホテルミヤヒラで行われた。ライムは電動キックボード(特定小型原付)で、13日に閉幕する大阪・関西万博で使用されている。閉幕後、同社は約200台を石垣島に配置しシェアサービスを開始する。 2025/10/10
一般 【解説】沖縄の現状に一石 自衛隊への政治的攻撃が横行 沖縄県議会が8日可決した「自衛隊及び隊員とその家族に対する差別的な風潮を改め、県民に理解と協力を求める決議」は「平和運動」「県民感情」といった美名を隠れみのに、自衛隊への政治的な攻撃が横行する沖縄の現状に一石を投じる意義がある。 自衛隊の活動を批判することは憲法で保障された政治活動の自由の範囲内だが「沖縄全島エイサーまつり」で顕在化したように、隊員の地域行事への参加まで阻止するのは「村八分」を… 2025/10/09
一般 石垣島まつり参加自粛要請 市民連絡会「職業差別ではない」 石垣島の平和と自然を守る市民連絡会(上原秀政、白玉敬子共同代表)は7日、石垣駐屯地と石垣市役所を訪問し、来月1、2日に市内で開催される「石垣島まつり2025」に同駐屯地は参加を自粛するよう求めた。要請後、「自衛隊への職業差別ではない」と主張した。 石垣島まつりは1953年から始まった商工祭に由来する同市最大の催事で、今回で61回目。例年行われる市民大パレードでは、目抜き通りである市役所通り(新… 2025/10/08
一般 エキストラ説明会に300人 「尖閣1945」15日から石垣市内で撮影 尖閣列島戦時遭難事件を題材にしたノンフィクション「尖閣1945」の映画撮影が今月から石垣市内で始まる。4日、市役所ではエキストラ出演者を対象にした説明会が行われ、五十嵐匠監督が参加者と面談した。市が予想した以上に参加者が殺到。五十嵐氏は「300人近くの石垣の方が集まってくれた」と喜んだ。 終戦直前に起こった遭難事件では、多くの女性や子どもが被害にあい、餓死者も出した。石垣島から台湾に向かってい… 2025/10/07
一般 「君が代」調査要求決議に賛否 「自由脅かす」「指導要領励行を」 石垣市議会が9月定例会で、国歌「君が代」を歌えるかなどを児童生徒に問うアンケートの実施を求める意見書を可決したことが波紋を広げている。児童生徒が「君が代」を歌えるよう指導することは文部科学省の学習指導要領で明記されているが、学校現場で実際には励行されていないとの懸念が背景にある。市民団体などが「思想信条の自由を脅かす」と反発する一方、識者はそもそも指導要領が守られていないことが問題と指摘する。 2025/10/03
一般 映画「尖閣1945」出演エキストラを募集 4日石垣市役所で説明会 太平洋戦争の末期に起こった「尖閣列島戦時遭難事件」を題材にした映画「尖閣1945」の撮影が15日から市内で始まる。4日、市役所2階大会議室で出演エキストラの募集に関する説明会が開催される。時間は午後2時半からと午後4時から。 募集するエキストラは、主に女性や子ども(乳幼児を含む)、高齢者。台湾に疎開中に米軍の攻撃で船が沈み、尖閣諸島に流れ着いた石垣島民役を演じる。未経験者も参加可能。 撮影場… 2025/10/02
一般 八重泉酒造 創業70周年で記念ラベル発売 座喜味社長「地域に育てていただいた」 海外市場への挑戦も加速 有限会社八重泉酒造(座喜味盛行代表取締役社長)はことし、創業70周年を迎え、これを記念した特別ラベルの泡盛を発売した。座喜味社長に、節目の思いと今後の展望を聞いた。 2025/10/01
一般 民間船ナッチャンWorld、RDに初参加 患者後送訓練で石垣港に入港 日米実働訓練(レゾリュート・ドラゴン25、RD)に参加する民間船「ナッチャンWorld」が13日午後、石垣港に入港した。同訓練への参加は初めてで、患者の後送訓練を行う。14日午後5時に出港予定。 2025/09/14
一般 海自と米軍が石垣入港 共同訓練との関連は不明 日米実働訓練(レゾリュート・ドラゴン25、RD)の開始前である10日午後、石垣港浜崎マリーナに海上自衛隊と米軍の小型艇が計4隻入港した。海自は休養と補給が目的で、米軍は通常入港。海自は14日、米軍は13日までに出港予定。同日まで岸壁の使用許可が出ており、期間中は一時的な出入港を繰り返す可能性もある。それぞれ2隻ずつ入港した。 2025/09/11
一般 獅子舞が邪気を払う 大浜でイタツキバラ 旧盆明け恒例の伝統行事・イタツキバラが7日夜、大浜地区などで行われた。獅子舞で祖先や無縁仏の霊を払い、地域住民の無病息災を願った。軽快な笛や太鼓の音色に合わせて登場した獅子は、激しい音調に変わると乱舞し周囲の観客めがけ突進。健康と成長を願い親が我が子を差し出すと、獅子は子の頭を噛み、邪気を払った。 イタツキバラ(または、イタシキバラ)は八重山の旧盆を締めくくる伝統行事。各公民館が主体となり、ア… 2025/09/08
一般 アンガマ始まる 住民と珍問答も 旧盆(ソーロン)入りした4日、あの世から戻った祖先とされるウシュマイ(爺)とンミー(婆)が、ファーマー(子や孫)を引き連れて家々を回る伝統行事「アンガマ」が始まった。訪問先ではウシュマイとンミーが仏壇に手を合わせ、地域住民との珍問答を披露。皆を楽しませた。 アンガマは四ヶ字や大浜、真栄里、平得などの青年会が実施する旧盆を代表する八重山地域の伝統行事。ウシュマイ、ンミーはファーマーは大勢で住民宅… 2025/09/05
一般 「ネメシス」石垣展開へ 地対艦ミサイル、日米訓練で 米軍情報サイト「dvids」は3日、沖縄本島に司令部がある米海兵隊第3海兵師団が、海軍・海兵隊遠征艦艇阻止システム(NMESIS、ネメシス)を使った訓練を行ったと発表した。同システムは無人で地上からミサイルを発射し洋上の艦艇を攻撃する兵器。11日から県内でも始まる日米実働訓練(レゾリュート・ドラゴン25、RD)では、石垣島などに展開される予定。 ネメシスは、少数の隊員で対艦ミサイルを発射できる… 2025/09/04
一般 日米訓練中止を要請 市民連絡会 石垣島の平和と自然を守る市民連絡会(上原秀政、白玉啓子共同代表)は2日、11日から県内でも行われる日米実動訓練(レゾリュート・ドラゴン25、RD)に関する要請を石垣市に提出した。中山義隆市長に対し、同訓練に反対し、市内でも住民説明会を開催するよう防衛省に求めることを要請した。 要請は総務部の棚原長武部長が受け取った。棚原氏は「訓練をするとの説明は防衛省から受けた」と述べ、同訓練が石垣島でも実施… 2025/09/03