ITで新ビジネス創造 沖縄発展へ有識者が議論

 上里氏は、沖縄市のテレワーク導入例を紹介。国が進める政策も紹介し、環境整備の重要性を指摘した。
 また、トークセッションでは、ITによる沖縄の発展可能性も議論された。
 花牟札氏はリゾートとテクノロジーを合わせた造語「リゾテック」を提唱。他産業と情報通信技術をかけ合せた「クロステック」の分野で、沖縄は強みである観光業界を生かすべきと主張。「観光業をICT(情報通信技術)で支えることができれば、強みに変わる」「観光業界はハワイやバリを超すような真のリゾート地を目指している」とし「リゾテック」を広め、沖縄の世界的な認知度や価値観の向上を行うべきとした。具体的には、人手不足をITなどで補い問題を解決し、観光客向けサービスに人材を振り分けるべきとした。
 上里氏は在京の企業などから、県内のIT人材不足を指摘された過去を紹介し「(指摘を受け)スタートアップを立ち上げた。人材育成をやらないと駄目だ」と指摘した。年間で200人以上のプログラマーを育成した実績も紹介された。

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