Close
  1. 八重山日報
  2. 社会
  3. 一般
  4. 米海兵隊が空港利用 26日の自衛隊訓練に参加 医療関係の資機材を搬入

米海兵隊が空港利用 26日の自衛隊訓練に参加 医療関係の資機材を搬入

2025/10/26

米軍機(写真右)からコンテナが降ろされ、続いて兵士約10人が降りた=25日午後1時すぎ、石垣空港

米海兵隊の空中給油機「KCー130」が25日午後、石垣空港に着陸した。医療関係の資機材が入ったコンテナ2個と隊員約10人を降ろした。隊員は26日に石垣駐屯地内で予定する災害対処訓練に参加すると見られる。同訓練は、今月末まで行われる2025年度自衛隊統合演習の一環で行われる。

同型機は宜野湾市の普天間飛行場で運用されていたが、沖縄の基地負担軽減策として山口県の岩国基地に拠点が移った。他の航空機に空中で燃料を給油することも可能。
今回は訓練の一環で石垣島まで飛行し資機材の空輸のみを行ったと見られる。

石垣市が公開している演習内容を説明する防衛省の資料によると、26日に石垣駐屯地や石垣港、西表島のヘリポート(2カ所)を使った災害対処訓練が行われる。石垣駐屯地の隊員と陸自ヘリ(2種類)、米軍約60人も参加予定。

米軍は同型機を3便利用。午後6時までに全機、石垣空港を使用した。関係者は午後1時の段階で取材に「残る2便は到着が遅れる」と話した。
1便目の到着は予定よりも2時間程度遅れ、午後1時ごろで、離陸は同40分ごろだった。
降ろしたコンテナのうち、1個は引火性液体を示すマークが貼られていた。