初夏の甘さにぎわう パイン旬入り祝いフェス 西表島
初収穫されたパインを手に旬入りをPRする関係者ら=2日、うなりざき公園
第2回西表島パインフェスティバル(主催・同実行委員会)が2日、西表島のうなりざき公園で開かれ、旬を迎えた島産パインの魅力を発信した。地元農家や子どもたちが一体となり、来場者は味覚とステージイベントを楽しんだ。
会場では、町長や生産者、ミス八重山らによる初収穫のセレモニーが行われ、来場者にパインが振る舞われた。ステージでは船浦中学校吹奏楽部の演奏をはじめ、地元の児童生徒によるパフォーマンスも披露され、会場を盛り上げた。
実行委員は西表島トロピカルフルーツ生産組合、西表東部パイン生産組合、西表島熱帯果樹研究会の3団体から約40人の農家が参加。スナックパインやピーチパインなどの品種が並び、会場には発送ブースも設けられ、購入したパインをその場で全国へ送る姿も見られた。
平井伯享実行委員長(39)は「今年は収穫が早く、味もかなり良い仕上がり。西表島パインの認知度を高め、ふるさと納税などを通じた発信につなげたい」と意欲を示した。
前泊正人町長は「2回目の開催を迎えられたことを喜びたい。西表島のパインは品質が高く、町の大きな魅力の一つ。イベントを通じて広くPRしていこう」と呼びかけた。
ブース出店をしていた上原ストームズの川満鉄平くん(9)はパインを食べ「甘さと少し酸味があっておいしい」と笑顔で話した。
今年は西表島がパインの拠点産地認定を受けて20年の節目にあたり、若手農家の参入も進むなど産地の活気がうかがえた。
イベントは夜まで続き、最後は打ち上げ花火が夜空を彩り、来場者は満月とともに島の初夏のひとときを満喫した。