観光 自動運転車両の実証実験開始 利便性向上、復元工事もPR 首里城公園 内閣府沖縄総合事務局は23日、首里城公園(那覇市)で、入園者が有料で乗車できる自動運転車両の実証実験を始めた。観光地の利便性を向上させると共に、首里城復元工事への理解を促進する狙いがある。実証実験は3月17日まで、毎週金、土、日曜日に行われる。 2024/02/24
観光 23年観光客119万人台 過去最多の8割に回復 八重山 県八重山事務所がまとめた2023年の八重山入域観光客数は119万7163人(前年比30・4%増)となり、過去最多だった2019年(148万2153人)に対し、約8割の水準まで回復した。年間の入域観光客数が100万人台になるのは19年以来、4年ぶりで、新型コロナウイルス禍の影響から立ち直りの兆しが鮮明になった。 県は全国旅行支援などの需要喚起策、修学旅行の回復、クルーズ船の再開などを観光客増の要… 2024/02/14
観光 当初年間10億円赤字 日台の富裕層開拓目指す 石垣・基隆定期フェリー 石垣市役所の石垣・基隆定期フェリー航路開設準備課は26日記者会見し、定期航路開設に向けた事業展望を発表した。使用する船舶「ナッチャン・レラ」を一般的な用船契約を結ぶと年間で10億円の赤字が発生するが、船舶を割賦とすることなどで支出を圧縮。一方で運賃補助の導入などで収入増を図り、採算ベースにのせていく計画を示した。また船舶は、台湾有事の際には、住民避難での利用も示唆した。 2023/12/27
観光 温泉ホテル来年開業へ 平安代表「竹富島の宝に」 竹富島で21日、「竹富島温泉ホテル」(仮称)の地鎮祭が開かれ、来年新春の開業を目指して建設工事が本格化する。ホテルを運営する株式会社ピース企画(那覇市)の平安秀昭代表取締役が20日、八重山日報社を訪れ「島の宝となる温泉ホテルを造り、温泉で島に恩返ししたい」と意欲を語った。 平安代表取締役は10年以上前から竹富島で温泉ホテル建設の可能性を探り、2017年、同社が運営する既存の「ホテルピースアイラ… 2023/12/21
観光 訪問税「2千円が妥当」 審議委で結論、船賃に上乗せ 竹富町 第2回竹富町訪問税審議委員会(委員長・青木宗明神奈川大学教授)が9日午前、竹富町役場で開かれた。審議会は観光客などの来訪によって発生する行政需要をまかなうため竹富町訪問税(仮称)について「2千円が妥当」と結論づけた。2千円は船賃に上乗せして徴収し、住民票を持つ町民と町民の扶養家族は対象外となる。今後、住民説明会やパブリックコメント等で意見を聴取し、来年1月末に第3回審議会を開いて報告書をまとめて… 2023/11/10
観光 JTAが台湾直行便を運航 石垣空港国際線を初利用 チャーター便満席 日本トランスオーシャン航空(野口望社長、JTA)は28日、国際線チャーター便として台湾(台北)―石垣便を運航した。国内の航空会社として初めて南ぬ島石垣空港の国際線ターミナルを使用。到着した3974便には165人(満席)が搭乗。JTAや沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)、石垣市、外資系ホテルの関係者が歓迎式を行い、入国手続きを終え到着口から出た利用客を出迎えた。 2023/09/29
観光 2023人目の来島者に記念品 石垣空港で観光の日イベント 石垣市観光交流協会青年部(當山尚希部長)は17日、観光の日・観光月間推進イベントとして、この日の2023人目の来島者に記念品を贈呈する歓迎レセプションを石垣空港で開催した。JTA083便(大阪発)に搭乗し、午後1時前に到着した北野史都君(11)=大阪府=が記念品を受け取った。 イベントは観光の日の1日に行う予定だったが、台風6号の影響などで延期され17日に開催された。 今年の西暦に合わせ、2023… 2023/08/18
観光 搭乗券求め長蛇の列 臨時便運航で石垣空港 台風6号 台風6号の影響で閉館していた石垣空港ターミナルビルは4日、通常業務を再開し、各航空会社のカウンター前は、予約変更やキャンセル待ちをする観光客らであふれた。 2023/08/05
観光 定期航路開設へ検討委発足 赤字10億、増収の必要性指摘 石垣―基隆 石垣市は27日、台湾・基隆とのフェリー定期航路開設に向けた検討委員会の初会合を市役所で開いた。国、県、市と民間事業者の担当者17人で組織し、月1回程度のペースで定期航路実現の課題を話し合う。初会合で事務局の市は、年間200日の航海を行った場合、10億円程度の赤字が出る可能性を指摘し、増収に向けた取り組みの必要性を強調した。 市が検討委に提出した定期運航の提案資料によると、定期航路に使用する船舶は台… 2023/07/28
観光 島の自然や課題体験 フォトウェディングでツアー 石垣島のパイン収獲やビーチクリーン体験をパッケージにしたフォトウェディングのモニターツアーがこのほど、市内で行われた。島内で活動するフォトグラファーでWARAYUN合同会社=大浜=の小倉智之代表(36)が企画。フォトウェディングで訪れるカップルの満足度向上につなげる取り組み。この日はフォトグラファーやビデオグラファーら5人がカップルに同行した。 小倉代表によると、石垣島や沖縄でのフォトウェディング… 2023/05/08
観光 GWスタート、空港混雑 コロナ禍前のにぎわい戻る ゴールデンウィーク(GW)が始まった29日、南ぬ島石垣空港では午前中から多くの観光客が関東や関西、中部から到着し、にぎわった。今年のGWは同日から来月7日までの9日間。昨年に続き、新型コロナウイルス対策の行動制限がないGWで、八重山観光も正常化に向けた歩みが加速している。 午前10時ごろから石垣空港には関西国際空港や羽田空港などから旅客機が到着。観光客は次々と到着口から出て空港外にあるバスやタ… 2023/04/30
観光 運転手不足深刻化 タクシー予約受けられぬ事態も ゴールデンウイーク(GW)が29日スタートした。新型コロナウイルス禍前のにぎわいが戻り、観光関連業界は落ち込んだ売り上げのV字回復に期待を寄せる。一方で直面するのが人手不足。この時期は観光客の「足」を支えるタクシー業界にとっては特に深刻だ。予約を受けられない事態にも直面し、書き入れ時に頭を悩ませている。(新垣翔太、赤松拓実) 2023/04/30
観光 クレカ活用のタッチ決済導入 離島初、西表島交通のバス 住民、観光の利便性向上期待 西表島交通株式会社(玉盛雅治代表取締役社長)は、島内で運行する路線バスでクレジットカードなどを使ったタッチ決済ができるシステムを導入し、27日、西表島で報道各社を招いたデモンストレーションを行った。国内の離島地域でクレジットカードによるタッチ決済の導入は初めて。地域住民や観光客の利便性向上が期待される。 タッチ決済は対応するクレジットカードやスマートフォンを乗降時に専用機器にかざすだけで支払いが可… 2023/04/28
観光 保安検査 人手不足深刻化 石垣空港、路線維持に暗雲 南ぬ島石垣空港で保安検査業務のスタッフが深刻な人手不足に陥り、国際線定期便再開や国内線の円滑な維持が危ぶまれている状況であることが分かった。アフターコロナで観光需要は順調な回復が見込まれるが、現状のままだと受け入れ態勢に穴が開きかねず、関係者は危機感を募らせている。 2023/04/19
観光 石垣―波照間で「ヘリタクシー」 遊覧飛行も、ヘリポート開設 スペースアビエーション 国内でヘリ遊覧事業を展開するスペースアビエーション株式会社(本社・京都市、保田晃宏社長)は10日、石垣市内にヘリポートを供えた事業拠点を開設し、ヘリコプターによる遊覧飛行とプライベートチャーター事業などを開始したと発表した。八重山・宮古諸島の住民の移動手段、観光客ら来島者向けの観光コンテンツとなる遊覧商品ブランド「サンゴヘリ」を立ち上げた。波照間島と石垣島を結ぶ「ヘリタクシー事業」にも着手。さらに… 2023/04/11
観光 最西端から海びらき宣言 八重山観光の飛躍誓う YVB 一般社団法人八重山ビジターズビューロー(YVB、会長・中山義隆石垣市長)が主催する「日本最南端!八重山の海びらき2023in与那国島」が26日、与那国町で行われた。海びらき祈願のみ久部良ナーマ浜で行ったが、雨天のためテープカットや初泳ぎは取りやめ、他のプログラムは久部良多目的集会施設に会場を移した。ことし1年の海の安全を祈願し、一足早い夏の訪れを全国に宣言した。約400人(主催者発表)が来場した。… 2023/03/27
観光 国際クルーズ船が寄港再開 県内初、セレモニーで歓迎 石垣港 新型コロナウイルスの影響で中断していた国際クルーズ船の石垣寄港が8日、2020年2月以来、3年ぶりに再開された。寄港したクルーズ船はオランダ船籍の「ウエステルダム」(8万2862㌧、全長285㍍)で定員は1910人。国際クルーズ船の寄港再開は国内では今月1日に清水港(静岡)に寄港したドイツ客船に次いで2番目、県内では初の寄港となる。 2023/03/09
観光 7日に開港10周年イベント みやげ品など10%割引 新石垣空港 3月7日に開港10周年を迎える南ぬ島石垣空港(新石垣空港)は7日、開港10周年を記念するイベントを開催する。日ごろの感謝を込め、空港内の物販店16店、飲食店4店、マッサージ店1店で商品購入またはサービス利用の会計時の金額から一部商品を除き10%割引を実施する。ファミリーマート石垣空港ターミナル店では対象商品を30円引きで販売する。 国内線到着ロビー内の特設ステージでは午前10時から航空会社有志社員… 2023/03/03
観光 小松からチャーター便 160人来島、約3時間で到着 JTA 日本トランスオーシャン航空株式会社(JTA、野口望代表取締役社長)は23日、26日に小松(石川県)―石垣路線のチャーター便を運航する。23日午後、小松空港からの直行便を利用した162人が新石垣空港に到着し、空港スタッフが横断幕や三線を奏でて歓迎した。 搭乗客は3泊4日のツアーで参加し、八重山諸島を観光する予定。移動するバスの乗車前にはミニペアシーサーとちんすこうの記念品も配布された。 初めて石垣島… 2023/02/24
観光 県の観光客制限案に異論 委員、厳しい規制求める 世界遺産西表部会 県は世界自然遺産地域連絡会議の第2回西表島部会を15日午後、西表島の町離島振興総合センターで開いた。世界自然遺産になった西表島の環境を守るため、入域観光客を制限する観光管理計画案が審議されたが、委員からはより厳しい規制を求める異論が相次ぎ、結論を次回部会に持ち越した。 2023/02/16