暮らし 保安検査 人手不足深刻化 石垣空港、路線維持に暗雲 南ぬ島石垣空港で保安検査業務のスタッフが深刻な人手不足に陥り、国際線定期便再開や国内線の円滑な維持が危ぶまれている状況であることが分かった。アフターコロナで観光需要は順調な回復が見込まれるが、現状のままだと受け入れ態勢に穴が開きかねず、関係者は危機感を募らせている。 2023/04/19
暮らし ATM感覚で納税可能に 与那国、県内離島で初 与那国町役場では納税や証明書発行の業務を簡素化するため、ATMと同じ感覚で公金の入金ができる税公金ステーションを導入した。町役場1階の入口に設置され、4月3日の本稼働を前に3月下旬から試験運用を行っている。県内の離島市町村で町役場に設置するのは与那国町が初めて。 2023/03/28
暮らし 混雑状況、ラインで案内へ 待ち時間の活用も可能に 石垣市役所 年度末に伴う引っ越しがピークになり、3月下旬から石垣市役所の窓口混雑が予想されることを受け、市は28日から、混雑状況を無料通信アプリLINE(ライン)とホームページで案内するサービスを開始する。リアルタイムで窓口の手続き待ちの人数と、呼び出し中の番号が確認できる。市民らが待ち時間を利用して、他の用事を済ませることも可能になりそうだ。 2023/03/22
暮らし 一般廃棄物の削減へ 環境審、次期計画を市に答申 石垣市環境審議会(玻名城哲夫会長)は10日、市役所に中山義隆市長を訪ね、同市の次期一般廃棄物処理基本計画に関する答申を手渡した。ごみ削減の新規事業として、生ごみ処理容器購入費の補助対象を拡大。食品ロス削減の周知や協力店の紹介、フードバンクへ協力する。計画期間は来年度から10年間。期間中、生活系ごみを1人1日当たり約6%、事業系ごみを約8%、それぞれ削減する。 2023/03/11
暮らし 海の豊かな恵み実感 真栄里老人会がアーサ採り 石垣市の真栄里老人クラブ若竹会(武内秀尚会長)の会員約10人が23日、多田浜海岸でアーサ採りを行い、地域にある海の豊かな恵みを実感した。 10年ほど前から多田浜でアーサ採りをしている会員の仲大盛節子さん(86)が講師を務めた。多田浜は魚貝類を採取する場所として古くから地域住民に親しまれてきたが、最近では会員にもアーサ採りの経験がない人がいるという。 参加者は海辺に出ると、しゃがみこみ、岩にこびりつ… 2023/02/24
暮らし 「感染の勢い弱まらず」 年末年始の対策徹底要請 玉城知事 玉城デニー知事は27日、県庁で記者会見し、年末年始に向けて新型コロナウイルス感染対策の徹底を呼び掛けた。「感染の勢いが弱まっておらず、増加傾向が続いている」と説明。「病床使用率が30%を超えている。医療への負荷が徐々に高まり、施設内で療養している高齢者も増加している」と懸念を示した。 2022/12/28
暮らし 来月から電子契約導入 県内初、手続きの簡素化 竹富町 竹富町が来年1月から、県内自治体で初めて電子契約を導入することが分かった。弁護士ドットコム(元榮太一郎代表取締役社長、本社・東京都港区)が提供するクラウド型電子契約サービス「クラウドサイン」を活用し、オンライン上で各種契約手続きが可能となる。町役場では19、20日の2日間、職員と事業者向けの説明会が行われた。 2022/12/21
暮らし 民放ラジオ中継局を強化 バンナ公園にアンテナ設置 2023年秋の完了を予定している「八重山地区ラジオ中継局機能強化事業」の安全祈願祭が6日、バンナ公園内の工事予定地で行われた。老朽化が進む於茂登岳の石垣中継局を撤去した上で、バンナ公園と川平にあるテレビ局のアンテナの下にラジオアンテナを設置する工事。新たにアンテナが整備されることで、台風時の停波などの問題の解消が期待される。難聴地域の解消も図る。事業費は約7億円。国庫の補助を受けて実施する。 2022/12/07
暮らし 公用車、来月からカーシェア 運営会社と包括連携協定 石垣市 石垣市とカーシェアプラットフォーム「Anyca(エニカ)」を運営する株式会社DeNA SOMPO Mobility(馬場光代表取締役社長)=本社・東京都渋谷区=は29日午前、石垣市の地域住民が所有する車を活用し、関係人口の創出と移動に関する課題解決を目的とする包括連携協定を締結した。エニカサービスの利用促進に向けた登録サポート会や、市が所有する公用車2台の貸し出しを開始し、交通課題の解決に向けて… 2022/11/30
暮らし きょうから「島グルメアワード」 53店舗参加、食の魅力発信 石垣市は28日、八重山の飲食店53店舗が参加し、来店した市民や観光客がお気に入りの店を投票できるイベント「島グルメアワード2022」を29日から開催すると発表した。期間は来年1月29日まで。八重山産品を広くアピールするとともに、オフシーズンとなる冬場の観光誘客を活発化させる狙いがある。 2022/11/29
暮らし 廃プラを固形燃料化へ ごみ減容化で処分場延命 石垣市 石垣市の一般廃棄物最終処分場に搬入された廃プラをペレット(固形燃料)として再利用する計画が進んでいる。市のごみ減容化事業を委託された企業が中心になり、来年度には製造にこぎ着けたい考え。将来的にはペレットを島内で販売する構想もあり、企業側は「ごみの『地産地消』を進めたい」と期待する。 2022/10/27
暮らし きょう、登野城字会結願祭 字民の健康と五穀豊穣を祈願 12年に1度の壬寅(みずのえとらどし)登野城字会結願祭前日の15日夜、天川御嶽で夜籠り(ユングムリ)の儀式が行われ、神司を通じて結願祭が無事開催できるようにと祈願が行われた。平田勝男会長は「結願祭では字民の健康と五穀豊穣を祈願したい」とあいさつ。神司によるニンガイ(願い)が行われた後、新城浩健前字会長の発声で乾杯し、祝宴として「赤馬節」、「川平鶴亀節」など祝いの芸能が行われた。 2022/10/16
暮らし 西表祖納・干立で「節祭」 オホホなど多彩な奉納芸能 国の重要無形民俗文化財に指定されている西表島祖納・干立の「節祭(しち)」の奉納芸能「世乞い(ユークイ)」が14日、祖納、干立の両集落で行われた。芸能や船漕ぎの奉納が行われ、豊作への感謝と五穀豊穣、健康と繁栄を祈願した。この2年間は新型コロナの影響で集落内の住民のみで行われたが、今年は郷友会や近隣地域の代表者らを招いて実施。歴史あるミリク行列や黒布で全身を覆ったフダチミ、こっけいなしぐさで笑いを誘… 2022/10/15
暮らし 台風一過、空の便平常化 離島航路きょう9時台まで欠航 台風12号の影響で国内線ターミナルビルが12日、終日閉館した南ぬ島石垣空港は13日午前11時から通常業務が始まった。同日午後には多くの利用客でにぎわった。一方、竹富町の島々と石垣島を結ぶ海の便は全便欠航。14日も午前9時台まではストップすることが決まっている。 2022/09/14
暮らし 波照間で史上最多の雨量 西表上原で最大瞬間40.4㍍ 台風12号 強い台風12号は12日、八重山に最接近した。午後4時現在、石垣島の北北西約60㌔にあり、ゆっくりと北北西に進んでいる。八重山は終日暴風域にあり、13日にかけて吹き返しの暴風が続く見込み。石垣島地方気象台によると12日午後8時15分、西表島上原で最大瞬間風速40・4㍍を観測した。波照間島では正午前までの24時間に観測史上最多となる358・5ミリの雨が降った。台風の動きが遅く、八重山は長時間台風の影… 2022/09/13
暮らし 八重山を暴風域に巻き込む 伊原間で最大瞬間37.9㍍ 台風11号 大型で強い台風11号は3日から4日にかけ、約36時間にわたり八重山を暴風に巻き込み、石垣市伊原間では4日午前6時4分ごろ、瞬間最大風速37・9㍍を記録した。市内では街路樹の枝が折れるなど、木くずや葉が道路のあちらこちらに散乱。白保小では校庭内の木が倒れ、歩道をふさぐなどの被害が出た。 2022/09/05
暮らし JA「農家の経営苦しい」 肥料・飼料の高騰対策要請 県農業協同組合(JAおきなわ)経営管理委員会の又吉健夫委員、石垣信治八重山地区本部長が18日午前、竹富町役場に前泊正人町長と新田長男議長を訪ね、飼料・肥料高騰対策を求める要請書を手渡した。 要請書では、長期化する新型コロナウイルス禍、ウクライナ情勢などの影響で飼料・肥料価格が高騰していると訴え、緊急支援策や経営支援策を求めている。 この中で農業をはじめとする第一次産業が地域経済・社会の維持発展や定… 2022/08/19
暮らし 家族で先祖をお迎え 今年もコロナ禍、静かな旧盆 沖縄で10日、祖先の霊を供養する旧盆が始まった。ンカイビー(迎えの日)と呼ばれる旧盆初日、石垣市内では各地で親族一同が集まり、グショー(あの世)から祖先を迎えた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、昨年、一昨年に引き続き、今年も参加人数を減らしたり、集まりを見合わせたりする家庭も多く、今年も静かな旧盆となった。 2022/08/11
暮らし 「同居家族で過ごして」 きょう旧盆入り、知事呼び掛け コロナ拡大防止で 玉城デニー知事は9日、県庁で記者会見し、10日から始まる旧盆期間中は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、同居家族のみで過ごすよう呼び掛けた。親族を迎える場合には、時間差や大人数での会食を控えるなどの感染対策を徹底することも求めた。 2022/08/10
暮らし 地デジ視聴継続可能に 北部、共同受信施設整備へ ケーブルTV撤退で説明 石垣市 石垣ケーブルテレビの北部地区撤退に伴い、石垣市は5日午後、伊原間中学校体育館で加入世帯や周辺住民向けの「北部地区地上デジタル放送難視聴対策事業」に関する住民説明会を行った。市は地デジの新たな共同受信施設を伊原間地区に整備し、加入世帯は同社撤退後も個別の工事なしに簡易な設定のみで地デジ視聴を継続できると説明した。 2022/08/06