暮らし 竹富町民に公用車貸し出し 離島から到着後の使用想定 石垣庁舎 竹富町は3月から町民限定で公用車のカーシェアリングサービスを開始する。県内で自動車のリース事業を行う株式会社りゅうにちホールディングス(仲井間宗仁社長)から日産の電気自動車(EV)サクラを2台導入。平日は公用車として活用しつつ、配車管理をオンラインで行う「シトラスカーシェア」のサービスで、石垣庁舎の駐車場を拠点に町民も利用できるようにする。 2024/02/29
暮らし 住民に「軍事拠点化」の誤解 空港強化、丁寧な説明欠かせず 波照間島の住民が竹富町に対し、波照間空港の軍民共用化反対を要請した。八重山の3空港を「特定重要拠点」(特定利用空港・港湾)と位置づけ、政府主導で機能強化を図ろうとする3市町の動きに対し、住民サイドで「待った」をかけようとする動きが活発化しつつある。背景にあるのは、特定重要拠点に指定された場合、空港が軍事拠点化されるという誤解だ。 石垣市でも基地反対派の市民団体が特定重要拠点の指定阻止を訴え、要… 2024/02/23
暮らし 島民7割「軍民共用反対」 住民の会、重要拠点拒否を要請 波照間空港 政府が有事を想定して自衛隊や海上保安庁が円滑に利用できるよう重点的に整備を進める「特定重要拠点」の指定候補に竹富町の波照間空港が入ったことを巡り、波照間空港を軍民共用に使用させたくない住民の賛同者会(東金嶺肇代表)のメンバー3人が22日午後、前泊正人町長に「島民の約7割が軍民共用に反対」とするアンケート結果を報告。特定重要拠点の指定に伴う滑走路延長を行わないよう要求した。 2024/02/23
暮らし ミサイル想定 石垣で初訓練 新栄公園から市民会館に避難 石垣市は12日午前、弾道ミサイル飛来を想定した住民避難訓練を国、県と合同で行い、市民も含め計94人が参加した。ミサイルが沖縄上空を通過するとの情報がJアラートで流れたと想定し、防災無線で聞いた住民が新栄公園から市民会館に避難した。弾道ミサイル飛来を想定した避難訓練は、県内では与那国町、那覇市に続き3番目で、石垣市では初めて。 2024/02/13
暮らし 磯辺でカジマヤーパレード 豊見山キクさん(97)の長寿祝う 石垣市磯辺で10日、新たに97歳(カジマヤー)を迎えた豊見山キクさんの生年祝いパレードが行われた。沖縄本島や内地から駆け付けた親族や地域住民に見守られながら、軽トラックの荷台に乗って地区内を一周。「こんなに祝ってもらえて有難い」とうれし涙を浮かべた。 2024/02/11
暮らし タクシー運転手不足解消へ 石垣版ライドシェア創設 新型コロナウイルス禍によるタクシーなどの運転手不足に対応するため、石垣市は5日、一般人がタクシーを使い有料で利用者を運ぶことを認める「石垣版ライドシェア」を創設すると発表した。国が来年度からライドシェアの一部解禁を決めたことに伴う措置。道路運送法第78条第3号の新制度創設に基づき、普通免許しか持たない一般ドライバーでもタクシーを運用できるようになる。 2024/02/06
暮らし 大川の有名焼き肉店建物で火災 男性の遺体発見 身元の確認急ぐ 3階建て、2階から出火 27日午前10時ごろ、石垣市大川の焼肉店「いしなぎ屋」やアパートなどが入居する3階建て建物から出火、2階部分約60平方㍍が焼けた。焼け跡から男性とみられる遺体が発見された。火は通報から約3時間後の午後1時すぎに消し止められた。八重山署や市消防本部が出火原因を調べている。 2024/01/28
暮らし 「被災地サポートしたい」 DMAT5人、きょう石川へ 八重山病院 能登半島地震の発生を受け、八重山病院災害派遣医療チームの5人は26~31日までの日程で被災地へ派遣される。活動期間は27~30日までの4日間。25日夕、同病院で出発式が行われ、病院スタッフ約40人が集まって5人を激励した。八重山病院からDMAT(ディーマット)が派遣されるのは東日本大震災以来2回目。 2024/01/26
暮らし 断水「前例ない事態」と謝罪 ろ過池、複数個所に不具合 きょう全面復旧予定 石垣市 石垣市の中山義隆市長は27日午後、市役所で記者会見し、26日に行った緊急断水について説明した。石垣浄水場のろ過池で、複数の箇所に同時に不具合が生じたことにより、26日午後2時から市内各地で緊急断水に踏み切った。中山市長と比屋根悟水道部長「石垣市民の皆さまの日常生活や事業者の皆さまの営業活動等に多大なご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。 2023/12/28
暮らし 平久保小、来年3月閉校へ 意見交換会、反対意見出ず 市教委 2021年度から休校している石垣市立平久保小学校の扱いを巡り、市教育委員会(崎山晃教育長)は1日夕、同小ランチルームで地域住民との意見交換会を開き、同校を来年3月31日で閉校する方針を明らかにした。ひらくぼ幼稚園も、同日付で閉園する方針。意見交換会の参加者から反対意見は出なかった。 2023/12/02
暮らし 倒壊可能性空き家67件把握 協議会発足、対策計画改定へ 石垣市 石垣市は21日、空き家に関するさまざまな問題に関し対策を話し合う「空家等対策協議会」(会長・中山義隆市長)の初会合を市役所で開いた。市が今年実施した調査で把握された空き家は311件、うち倒壊の可能性がある空き家は67件で、それぞれ5年前の調査に比べ増加している。市は同協議会での議論を踏まえ、現行の対策計画を年度内に改定し、空き家対策を強化する方針。 2023/11/22
暮らし サトウキビ生産量大幅減 来年1月4日から製糖開始 製糖操業前の第2回原料委員会が17日午後、石垣島製糖株式会社であった。2022・23年期の原料生産量は前期比3490㌧減の6万1056㌧の見込みで、製糖開始は昨年より29日遅い来年1月4日から開始する。期間は天候や過去の実績を考慮すると、4月8日ごろまでの見込み。 2023/11/18
暮らし アンガマ面押し売りにご用心 舟蔵公園で声かけ多発 石垣市 石垣市新川の舟蔵公園で、70代とみられる高齢の男に、公園利用者が「アンガマの面(の模型)を買わないか」と執拗(しつよう)に声をかけられる事案が相次いでいる。公園は市施設管理課から委託を受け、市体育協会が管理しており、協会の担当者は「そうした行為は一切許可していない」として、警戒を呼び掛けている。 2023/10/24
暮らし 【やいまぴとぅ②】英語力生かし雄飛 鈴木税理士事務所代表 鈴木啓子さん(70) 中学生のころから英語が好きだった。英語弁論大会に出場したこともあった。 外資系の会計事務所、米国に本社がある国際的な八大会計事務所の一つ、デロイト・ハスキンズ・セルズの日本法人に就職。1987年、シャネル、フォード、マッキンゼーといった大企業をクライアントに持つ会計事務所で、法人税申告書の作成などの業務を行った。同事務所で6年間勤務後、那覇市で税理士事務所をスタートした。 「当時、沖縄では英語がで… 2023/09/24
暮らし 「平和のため頑張ったこと誇り」 新百歳黒島さんら祝福 石垣市 敬老の日の18日、石垣市の中山義隆市長は新100歳を迎えた市内在住の黒島トミさん=登野城=の自宅を訪問し、頌状を贈呈。ますますの長寿を祈念した。市によると、今年度、市で新100歳を迎えた長寿者は黒島さんら計13人。 2023/09/19
暮らし 指定ごみ袋、来年4月値上げ 一律5円、形状も変更 一部の粗大ごみも処理料改定 石垣市 石垣市一般廃棄部何時処理手数料検討委員会の大濱達也委員長が5日、市役所に中山義隆市長を訪れ、指定ごみ袋の価格を現行から5円値上げすることを答申した。答申を受け、市は条例改正などの手続きを経て、来年4月1日からの価格改定を目指す。粗大ごみのうち、マッサージチェアなど処理が困難な製品に関しても、処理料を引き上げる。 2023/09/06
暮らし 祖先の霊、家族で迎え 「見守ってくれてありがとう」 旧盆入り 沖縄で28日、先祖の霊を供養する旧盆が始まった。ンカイビー(迎え日)と呼ばれる旧盆初日、石垣市内では各地で親族一同が集まり、グショー(あの世)から祖先を迎えた。昨年までは新型コロナウイルス禍の影響で、参加人数を減らしたり、集まりを見合わせていたが、今年はようやく通常通りの旧盆を過ごせる家族も多かった。 2023/08/29
暮らし 子孫繁栄を祈願 地域住民との問答も アンガマ 旧盆入りした28日、市内では、あの世から戻った祖先とされるウシュマイ(爺)とンミー(婆)がファーマー(子や孫)を引き連れて家々を回る伝統行事「アンガマ」が始まった。道ジュネーでは、地域住民が集まり、訪問先ではウシュマイとンミーが仏壇に手を合わせ、地域住民と問答を繰り広げた。 新川青年会(多宇睦重会長)は、数十人のアンガマ一行が新川地区を巡った。 午後7時前、最初に新川字会の唐眞盛充会長(71… 2023/08/29
暮らし 半世紀ぶり、よみがえる原風景 「水牛と一緒にいいお米を作りたい」 安川準也さん(西表島、祖納) 稲作が盛んな西表島ではかつて、水牛が農耕用として活躍していたが、今では観光用をのぞいて水牛をみることがなくなった。そのような中、西表島西部地区で水牛を使った稲作を復活させる試みが始まった。かつての農耕を知る地域住民からは「50年近く途絶えた風景がよみがえった」などと感激の声があがっている。 「西表島の原風景を復活させたい」そう語るのは、このほど1頭の水牛を導入した西表島祖納在住の農家、安川準也さん… 2023/08/28
暮らし 価格高騰続き悲鳴 ガソリン200円超えも 利用者「レジャーに行けない」 ガソリン価格の高騰が止まらない。経済産業省が23日発表した県内のレギュラーガソリンの小売価格平均は1リットルあたり188・1円。八重山地区では200円を超える店舗も。価格上昇が止まる気配が見えず、島内の住民からは「レジャーはおろか、日常生活が苦しくなる」と悲鳴があがっている。 2023/08/24