特集 県議選で大浜氏を推薦 八重山建設産業団体連合会 八重山建設産業団体連合会は13日、県議選石垣市区(定数2)に自民党公認で立候補する現職の大浜一郎氏(58)に推薦状を交付した。 米盛博明会長らが登野城の大浜氏の事務所を訪ね、推薦状を渡した。米盛会長は「八重山圏域の声を拾い集め、県政に訴えている姿勢が評価できる」と推薦理由を述べ、大浜氏は「身の引き締まる思い」と答えた。 大浜氏への団体推薦は県理学療法士連盟に続き2例目。大浜氏は2018年9月… 2020/04/14
特集 コロナ対策、両陣営苦慮 県議選 集会開催見通し立たず 5月29日告示、6月7日投開票の県議選は告示まで2カ月を切ったが、全国的な新型コロナウイルス感染拡大の影響で各陣営とも集会開催の見通しが立たず、支持拡大の戦略に苦慮している。石垣市区(定数2)で出馬表明した革新系現職の次呂久成崇氏(45)、保守系現職の大浜一郎氏(58)=自民公認=の両陣営も、後援会事務所開きを通常より縮小して少人数で行い、今後の集会開催に関しても「決まっている日程はない」などと… 2020/04/03
特集 【この人】島の魅力発信しコロナ乗り越えよう JTA八重山支社長兼石垣空港所長 玉城力さん(54) 新型コロナウイルスの感染が広がり、航空業界も打撃を受ける中、4月1日に赴任する。 JTA(日本トランストランスオーシャン航空)も石垣空港発着の3路線1日22便のうち那覇線の4便を運休した。3月の搭乗率も例年この時期の7割に落ち込んでいる。 「それでも沖縄本島や他の観光地に比べれば石垣線の搭乗率は5~10%高い。春休みに入り、さらに上積みが… 2020/03/31
特集 陸自配備前進に安堵 尖閣「不法占拠に危機感」 反橋所長が離任あいさつ 自衛隊石垣出張所(石垣市)を今月で離任する反橋寛之所長(33)が16日、あいさつで訪れた八重山日報社で取材に応じ、陸上自衛隊駐屯地用地として市有地を国に売却する議案が2日の市議会で可決されたことについて「用地取得にめどが立って駐屯地配備計画が前進し、ほっとしている」と述べた。 可決とはいえ、賛成11、反対9、棄権1の僅差だったことには「広報活動を通じて1人でも多くの市民の理解を得られるよう努め… 2020/03/17
特集 駐屯地、自然災害にも即応 自衛隊石垣出張所長に聞く 陸上自衛隊配備計画は防衛省への市有地売却決定により、駐屯地建設への動きが加速する。2018年3月末から2年間、自衛隊沖縄地方協力本部石垣出張所長を務め、今月末で異動する反橋寛之三等陸佐(33)に、これまでの動きと今後について八重山日報が取材した。 ―陸自配備の今後の動きは。 「工事が必要な場所はほぼ防衛省の用地になった。まずは工事が円滑に進むかどうか」 「それから、駐屯地の外に隊員が住む宿… 2020/03/06
特集 【里永記者の「これ聞いていいですか?」】前川喜平元文科事務次官 下 ■前川氏と渡り合いたかった… 「面・柔・腹・拝」足りなかった私 高名な前川喜平氏のことは私も前から存じ上げていた。しかし、その歯に衣着せぬ物言いに、常々ある種の疑問も抱いていた。というのも、いわゆる「モリカケ問題」に関する野党や一部マスコミの報道が次のようなものだったからだ。 〝安倍首相と当事者が友人「だから」、何か便宜があった「はず」だ〟と憶測を叫ぶ。しかしいつまでたっても証拠が挙げられない… 2020/02/21
特集 国内客の旅行控えも徐々に 小規模事業者、雇用維持が重要 下地会長一問一答 沖縄ツーリズム産業団体協議会の下地芳郎会長と報道陣の一問一答は次の通り。 ―OCVB内の対策委員会は。 「17日の緊急会議で、OCVBだけでなく各業界の声を取り入れるべきと意見があった。委員を検討し、今週中に一度は開催したい。委員会の中で最新の情報を共有した上で、国や県への要請も考えていきたい」 「業界として何ができるか、自助努力をしながら、具体的な中身を具体的な数字に基づいて議論したい」… 2020/02/20
特集 【里永記者の「これ聞いていいですか?」】前川喜平元文科事務次官 中 ■学問に対する謙虚さ忘れるな 〝慰安婦〟〝南京〟断言に疑問 「2、3分ぐらい良いじゃないですかぁ」 前川氏の講演後、「関係者以外立入り禁止」と書かれた扉に入っていこうとするスタッフを呼び止め、取材を依頼した。5分ほど待たされた挙げ句、年配の男性が出てきたが、「前川さんは人と会われてるんで」と取り付く島もなかった。 というわけで、今回のフリムンは対論形式ではない。異例ながら、「これ、聞きてみた… 2020/02/19
特集 大規模感染の抑止必要 新型肺炎、流行の可能性大 宮里達也県医師会副会長 肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染者が県内で初確認された。沖縄で今後、感染が拡大する可能性はあるのか。県民はどう備えるべきか。県医師会の宮里達也副会長は17日、八重山日報社の取材に「今後、沖縄でも流行する可能性が高い」との見通しを示すとともに、大規模感染を抑止し、医療崩壊を防ぐことが必要との見解を示した。不特定多数が集まる大規模イベントの自粛も呼び掛けた。 ―沖縄で新型肺炎が流行する可能… 2020/02/18
特集 【里永記者の「これ聞いていいですか?」】前川喜平元文科事務次官 上 「フリムン」―。沖縄方言で「愚か者」という意味で使われることがある言葉だが、「フリムン」と呼ばれることも辞さず、ひたむきに「これ、聞いていいですか?」と取材対象に迫るのが私、八重山日報の里永雄一朗だ。フリムン里永、第3弾となる今回は、まさに「異例」の事態となった。 ■あれもこれも聞きたいが… 取材依頼、その結果は 石垣島で「教育講演会」があり、八重山日報社も堂々と後援に名を連ねている。なんと講… 2020/02/18
特集 国境離島警備に専従部隊創設 歓楽街対策「厳正に対処」 宮沢県警本部長 昨年12月25日付で沖縄県警察本部長に着任した宮沢忠孝氏が3日午後、八重山日報社へ就任あいさつで訪れ、新年度から県警本部に尖閣諸島など国境離島の警備対策として新たに150人の専従部隊を創設すると報告した。 国境離島における緊急事態対策で武装集団の不法上陸事案などへの即応能力強化が狙い。 国の2020年度予算案で約78億6500万円が計上され、県議会でも条例の改正案を提出する予定で「円滑にスタ… 2020/02/04
特集 次期市長選へ流れつくる 現職次呂久氏が出馬表明 辺野古、陸自配備を批判 県議選石垣市区 5月29日告示、6月7日投開票の県議選石垣市区(定数2)で、無所属現職の次呂久成崇氏(45)=社民、共産、社大推薦=は30日、大川公民館で記者会見し、再選を目指して出馬する意向を表明した。「次の市長選に向けた大きな流れをつくる使命がある」と述べた。「辺野古新基地、自衛隊配備と、新たな基地の過重負担が進められている」と危機感を示し、米軍普天間飛行場の辺野古移設や、石垣島への陸上自衛隊配備を批判した… 2020/01/31
特集 【日報の本棚】なぜ彼らは北朝鮮の「チュチェ思想」に従うのか 篠原常一郎・岩田温 著 北朝鮮の独裁政治を正当化する思想で、沖縄の知識人にも浸透していると言われる「チュチェ思想」に焦点を当てた。元日本共産党国会議員秘書の篠原常一郎氏と政治学者の岩田温氏による対談本。 チュチェ思想は「大衆を革命・建設の主人公としながら、民族の自主性を維持するために人民は絶対的権威を持つ指導者に服従しなければならない」とする考えという。 対談では、沖縄大学の名誉教授が「チュチェ思想は、沖縄闘争の思… 2020/01/21
特集 県議選、6月7日投開票 玉城知事の中間審判に 県選挙管理委員会は17日、任期満了に伴う県議選(定数48)について5月29日告示、6月7日投開票とする日程を決定した。県議会は現在、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する玉城デニー知事を支持する勢力が多数を占めており、引き続き過半数を維持できるかどうかが焦点だ。石垣市区(定数2)では現職、新人3人が出馬を決めており、他にも立候補を模索する動きがある。 県議選は2018年10月に就任した玉… 2020/01/18
特集 「民主主義のスイッチ押したい」 ウーマン村本さん、石垣で独演会 「辺野古ばかり取り上げられて石垣島のことが隠れてたので独演会しに行きます」―。お笑い芸人ウーマンラッシュアワーの村本大輔さんが7日、自身のツイッターで発言した。石垣島に来島し、15日午後8時から、ゆいロードシアターで独演会「ウーマンラッシュアワー村本の独演を石垣島の映画館の中で聴く夜~内側から震える45分~」を開催する。独演会を前に、村本さんに話を聞いた。 ―石垣島で独演会を開催しようと思った… 2020/01/15
特集 沖縄一のゴルフ場に 高木氏、9月着工に期待 未来投資促進法に活路 インタビュー 八重山ゴルフ協会の高木健会長(75)は7日、八重山日報社の取材に応じ、株式会社ユニマットプレシャスが石垣市内の前勢岳周辺で計画しているゴルフ場建設について「自然と一体となったゴルフ場になる。ユニマットの高橋洋二会長の言葉を借りれば〝沖縄一のゴルフ場〟にしたい」と意気込みを示した。同協会はゴルフ場建設計画を巡り、ユニマットや市と情報交換を重ねており、9月には着工可能との見通しを改めて示した。 2020/01/08
特集 現職、新人3氏が出馬意向 市議が検討、水面下で前哨戦 来年6月に予定される県議選で、石垣市区(定数2)は、現職2人と新人1人の3人が出馬の意向を固めた。ほかに市議1人が出馬を検討しており、元職1人の名前も取り沙汰されている。水面下での前哨戦は既に始まっており、各陣営とも年明けから動きを加速させそうだ。保革が1議席ずつ分け合ってきた従来の構図が維持されるかが最大の焦点となる。 現職2人はいずれも再選を目指す。八重山日報の取材に対し、現職の次呂久成崇… 2019/12/30
特集 「沖縄の人が歴史の場に」 三島と〝決起〟夢見た琉大生 山城さん、半世紀越し初証言 「沖縄の人が日本の歴史的事件に参加することで、沖縄と本土の空隙を埋められるのでは」―。そんな思いから1970年、作家・三島由紀夫が結成した民間防衛組織「楯(たて)の会」に入り、三島との決起を夢見た琉球大の学生がいた。楯の会唯一の沖縄出身者、山城重雄さん(70)=浦添市=だ。23日までに八重山日報の取材に応じ、半世紀越しに当時の思いを初証言した。 1960年代後半、沖縄でもマルクス・レーニン主義… 2019/11/24
特集 入島料、ごみ問題などに活用 開始2カ月、協力呼び掛け 竹富島 竹富島の環境を保全しようと、9月1日から入島料の徴収がスタートして約2カ月が経過した。徴収業務に当たる一般財団法人竹富島地域自然資産財団職員の属(さっか)慎也氏に、島の現状と課題をインタビューした。 2019/11/21
特集 【インタビュー】岐路に立つ自治基本条例 石垣市の自治基本条例が岐路に立たされている。市民グループが同条例を根拠に、石垣島への陸上自衛隊配備を問う住民投票を求めて市を提訴。一方、市議会では同条例の見直しに向けた特別委員会が発足した。2009年の同条例成立時、当時の市政で中心的な役割を果たした黒島健・元副市長(72)と、同条例の問題点を訴えて全国で講演活動などを展開している村田春樹・自治基本条例に反対する市民の会会長(68)に話を聞いた。 2019/11/12