暮らし 上空通過に備え 警戒態勢 きょうから月末まで 弾道ミサイル 北朝鮮が「人工衛星」と称する事実上の弾道ミサイルを24日から31日に発射すると通告したことを受け、沖縄県や石垣市は前回(5月31日)の発射と同様の体制で備える。 県は22日付で危機管理対策本部を設置。同日付で、県八重山事務所総務課を地方本部総括班として課長を含む9人体制で対応する。主に八重山3市町への電話連絡で各地域の被害状況を把握する。巡回パトロールなどを行う予定はない。同体制を31日午前0… 2023/08/24
暮らし 「恵みの雨」もダム回復7割 節水協力呼び掛け継続 八重山 干ばつ状態にあった石垣島地方は、台風6号の接近に伴う降雨で、各地で200㍉前後を記録したが、農業用水を供給する底原ダムの積水量は70%ほどまでしか回復していないことが、8日分かった。今後も当面は晴れの日が多くなる見込みで、引き続き節水努力が求められることになりそうだ。 2023/08/09
暮らし 生鮮食品など品薄に 海運、9日ごろまで入荷なし 台風6号の接近に伴い船便などが欠航している影響で、八重山のスーパーでは生鮮食品など一部の商品が品薄になり、市民生活への影響が出始めている。地元海運会社によると、食料などを積んだ貨物船は7月31日に石垣港に入港したのを最後に欠航。食品などの物資を積んだ船が石垣港に再び入港するのは、週明け9日ごろの見込みとなっている。 2023/08/05
暮らし 長崎御嶽でフバナーギ 6日に4年ぶりムラプール 新川字会 新川字会(唐眞盛充会長)は3日午後2時から、長崎御嶽で豊年祭オンプールを行った。同日午前に、台風6号の暴風警報が解除され、役員や関係者のみでフバナーギ(初穂揚げ)を執り行った。祝賀会や奉納芸能などの余興は5日午後3時から新川小学校体育館で開催される。 神司による願い(ニンガイ)の後、役員らが新酒を酌み交わす「ウフミシャグパーシィ(大神酒囃子)」の儀式を行い、一年間の豊作の感謝と、来夏世(クナツ… 2023/08/04
暮らし きょう未明に石垣最接近 八重山、暴風域長引く恐れ 伊原間で最大瞬間31.6㍍ 台風6号 大型で非常に強い台風6号は2日午後、石垣島北部を暴風域に巻き込み、時速15㌔で宮古島の北へ進んだ。石垣島地方気象台によると、石垣市伊原間で午後7時39分、最大瞬間風速31・6㍍を観測した。最接近は石垣島地方が3日未明、与那国島地方が4日未明から明け方になると見られる。台風は東シナ海で速度が落ちて、進路を北寄りに変えると予想され、同気象台は「暴風や強風が吹く時間帯が長引く恐れがある」と、厳重な警戒… 2023/08/03
暮らし 市内で6世帯7人避難 台風接近、役所は午後閉庁 台風6号の接近で石垣島地方に暴風警報が発表されたことを受け、石垣市は2日午前、健康福祉センターと結い心センターに避難所を開設した。午後6時までに計6世帯7人が避難している。竹富町は町内で避難者がいるとの報告を受けていない。 2023/08/03
暮らし 新処分場 候補地絞り込みへ 年度内に基本計画策定 石垣市 石垣市は、家庭から出るごみを埋め立てる一般廃棄物最終処分場を新たに整備するため、今年度中に候補地を絞り込む方針だ。9月には基本計画策定に着手し、施設規模などの検討作業を進める。2028年度か29年度には、新たな処分場の供用開始にこぎ着けたい考え。現処分場は現在のペースだと30年ごろには満杯になると見られている。 2023/07/27
暮らし 市役所「書かない窓口」目指す 申請書作成支援システム設置 石垣市は、市役所の来庁者がスマートフォンやマイナンバーカードをかざすことで、自動的に申請書を作成できる申請書作成支援システムを総合案内カウンターに設置した。国が推進する自治体での「書かない窓口」実現に向けた取り組みで、市DX課は活用を呼び掛けている。 2023/07/22
暮らし 独居老人の安否情報提供 企業と協定、離島で初導入 石垣市 株式会社おきでんCplusC(仲程拓社長)と石垣市は19日、ICTを活用し、市内で独居老人の見守り支援を行うことを盛り込んだ協定を締結した。同社が独居老人の屋内活動や睡眠時間などを計測し、離れて暮らす家族に安否情報を提供する。離島での導入は石垣市が初めて。 2023/07/20
暮らし ごみ袋価格改定を検討 17年以来、世帯増や価格高騰で 石垣市 石垣市一般廃棄物処理手数料検討委員会(大濵達也委員長、委員10人)の初会合が18日午前、石垣市役所で開かれた。人口世帯数増加や原油価格高騰などの影響によるごみ処理経費の上昇が報告され、適正価格に向けた方向性を議論した。今回の委員会での意見を参考に、次回8月の委員会で具体的なごみ袋の料金などを審議する。議会で承認され、料金が改定されれば2017年8月以来となる。 2023/07/19
暮らし 人工ビーチ4年ぶり開放 PAC3隣接「気にならない」 南ぬ浜町 北朝鮮による事実上の弾道ミサイル発射に備え、自衛隊が地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を石垣市南ぬ浜地区に展開する中、隣接する人工ビーチが11日オープンした。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの一般開放となる。幼い子どもや家族連れが訪れたビーチからは、これまでと同じように発射機を北側に向けたPAC3を視認できたが、利用者からは「気にならない」という声が聞かれた。 PAC3とビーチは約2百㍍離… 2023/07/12
暮らし 「医療崩壊迫っている」 八重山病院、コロナ満床 県立八重山病院は11日、緊急の記者会見を開き、同院の新型コロナウイルス患者用の病床が満床になったと明らかにした。新型コロナ以外の入院治療や検査にも影響が出ており、和氣(わけ)亨院長は「医療崩壊が迫っている」として、警戒を呼び掛けた。 八重山保健所管内の1定点(医療機関)当たりのコロナ患者報告数は、6月26日から今月2日までの約1週間で54・67人。県全体の48・39人を上回り、南部地区に次いで… 2023/07/12
暮らし コロナ急拡大、入院千人超 知事「救える命救えなくなる」 沖縄県内 県内で新型コロナウイルスが急拡大していることを受け、玉城デニー知事は5日コメントを発表し、医療現場の逼迫(ひっぱく)を指摘。「このまま感染の拡大が続くと、救えるはずの命を救うことができなくなる事態が現実となる恐れがある」と訴えた。県はこの日、沖縄本島の医療フェーズを最も高い「フェーズ5」に引き上げた。宮古、八重山も既に「フェーズ5」に引き上げている。 2023/07/06
暮らし 安居嶽拝殿が新築落慶 73年ぶりに建て替え 地域住民で完成祝う 石垣市真栄里の安居嶽拝殿新築落慶式典・祝賀会が1日午後、安居御嶽で開催され、多くの地域住民が集まり、拝殿の完成を祝った。以前の拝殿は1950年に建てられたもので、建て替えは73年ぶり。 2023/07/02
暮らし 与那国、医師2人体制に 町有地に医師、看護師住宅も 与那国町が町立診療所(祖納)に勤務する医師を現在の1人から2人に増員し、医療体制を強化したことが14日までに分かった。町は公益社団法人・地域医療振興協会の支援を受け、医師1人を診療所に常駐させており、今月から増員した。 2023/06/15
暮らし 港湾作業員に自宅待機指示 きょうから、PAC3撤収要求 石垣市民生活に影響の可能性 全港湾 自衛隊が石垣市南ぬ浜町に地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を展開していることを受け、全日本港湾労働組合沖縄地方本部(全港湾)は、港湾作業員の安全に懸念があるとして、市内の港湾事業者3社の組合員約50人に7日午前9時の始業時刻から自宅待機するよう指示した。期間は決まっていない。同本部が6日明らかにした。港湾作業員の一部が業務から離れることで、石垣島に貨物船が入荷した場合でも荷役作業が滞り、物流に… 2023/06/07
暮らし 食料買いだめの動き加速 きょうから一部でフェリー欠航 台風2号接近 大型で非常に強い台風2号は、勢力を保ったまま八重山諸島に接近している。直撃を前に、石垣市内では27日、台風に備える動きが目立つようになった。一部のスーパーで買いだめによりインスタント食品の品薄が発生するなど、早くも影響が出ており、市民は備えを進めている。一方、各漁港では漁船を陸揚げするなど台風対策に追われていた。石垣島と離島を結ぶフェリーは同日現在、通常運転をしているが、既に28日以降は欠航が決… 2023/05/28
暮らし クラファンで約4千万円調達 宮良忍さん新艇が小浜到着 竹富町小浜島出身で音楽ユニット「ダ・パンプ」のメンバーとして活躍し、現在は島の「民宿宮良」オーナーを務める宮良忍代表(43)がクラウドファンディングで調達した資金を元手に、新艇を購入した。船は2日午後6時ごろ、小浜港に入港し、住民ら約40人が出迎えた。 船はフィンランド製のプレミアムボートで「AXOPAR(アクソパー)37 ST(サントップ)」で、4・7㌧の12人乗り。同船のオープンタイプは日本第… 2023/05/08
暮らし 難病患者の渡航費助成拡充 負担軽減へ、不妊治療に手厚く 石垣市 石垣市は、島内で治療を受けられない難病患者などが島外の医療機関へ通院する際の渡航費助成制度を今年度から拡充した。航空運賃、宿泊費に対する助成金の上限が大きく引き上げられた。不妊治療に関しては、当事者の声を反映し、特に手厚い助成を実現した。離島の難病患者は治療のため島外に出向かなくてはならないケースが多く、経済的負担の軽減をどう進めるかは「古くて新しい課題」になっている。 2023/05/03
暮らし クレカ活用のタッチ決済導入 離島初、西表島交通のバス 住民、観光の利便性向上期待 西表島交通株式会社(玉盛雅治代表取締役社長)は、島内で運行する路線バスでクレジットカードなどを使ったタッチ決済ができるシステムを導入し、27日、西表島で報道各社を招いたデモンストレーションを行った。国内の離島地域でクレジットカードによるタッチ決済の導入は初めて。地域住民や観光客の利便性向上が期待される。 タッチ決済は対応するクレジットカードやスマートフォンを乗降時に専用機器にかざすだけで支払いが可… 2023/04/28