社会 受け継がれる長包メロディ 生誕140年音楽祭、新発見曲も 那覇 石垣島出身の音楽家、宮良長包(1883~1939)の生誕140年記念音楽祭(主催・同実行委員回、共催・在沖石垣市郷友会)が18日夜、那覇文化芸術劇場なはーとで開かれた。総勢百数十人の出演者が、時代を超えて受け継がれる長包メロディの数々を披露。研究者が発掘した新発見の曲も初演された。 2023/11/19
社会 ギネス挑戦へ2500枚完売 市長「必ず会場に来て」 きょう石垣島大BBQまつり 中山義隆市長は17日夜、市役所で会見し同時にバーベキューをした最多人数で、ギネス世界記録の達成を目指す祝・人口5万人達成!石垣島大BBQまつり(同実行委員会主催、18日開催)について、「チケットは目標だった2500枚が完売した」と発表、ギネス記録達成にめどがついたことを明らかにした。「各団体や個人に申し込みをいただいた」と、協力に感謝した。一方、記録更新には、購入者の来場が必要不可欠であるため、… 2023/11/18
社会 サトウキビ生産量大幅減 来年1月4日から製糖開始 製糖操業前の第2回原料委員会が17日午後、石垣島製糖株式会社であった。2022・23年期の原料生産量は前期比3490㌧減の6万1056㌧の見込みで、製糖開始は昨年より29日遅い来年1月4日から開始する。期間は天候や過去の実績を考慮すると、4月8日ごろまでの見込み。 2023/11/18
社会 JTAが15年ぶりに高卒採用 24年度入社、整備職募集 日本トランスオーシャン航空株式会社(JTA、野口望代表取締役社長)は2024年度4月採用で、整備職の高卒採用を15年ぶりに復活すると発表した。高卒採用は25年度以降も継続していく方針。 2023/11/17
社会 きょう16日「いもの日」 市役所で紅イモ無料配布 販売拡大へPR 県が制定している11月16日「いもの日」にちなみ、石垣市甘しょ産地協議会は15日午後、市役所市民広場で、島産の沖夢紫(生イモ)600袋、紅芋のお菓子100セット、請福酒造有限会社(漢那憲隆代表)の甘しょと黒糖で作られたスピリッツ「IMUGE(イムゲ)」660個を無料配布し、消費拡大や地産地消をPRした。 2023/11/16
社会 重機故障で一時閉鎖 運航再開まで1時間以上 ずさんな管理体制が露呈 石垣空港滑走路の緑地帯 石垣空港で14日朝、滑走路付近の緑地帯で雑草の伐根作業を行っていた重機が故障して動かなくなり、石垣発那覇行きの2便が欠航するトラブルが発生した。市空港課によると、401人に影響が出た。富浜公雄課長は「利用者の多い空港でこのような事案が起こったのは残念。再発防止に努める」と陳謝した。 2023/11/15
社会 「僕らの感謝の気持ちを届けたい」 結成30周年記念単独公演 26日に市民会館大ホール ノーズウォーターズ 石垣島出身の2人組バンド 石垣島出身の崎枝将人さん(46)、平安山高宏さん(47)の2人組バンド「ノーズウォーターズ」の結成30周年を記念したワンマンライブが26日午後5時から市民会館大ホールで行われる。ノーズウォーターズはメンバーが石垣第二中学校在学時に6人組で結成。メンバーも入れ変わりながら30年以上活動を続け、キャッチーでポップなサウンドで全国のファンを惹きつけてきた。崎枝さんは「皆さんがいてくれたおかげで僕らは音… 2023/11/14
社会 「沖縄ヘイト」とは何か 過激な主張、県民感情から乖離 沖縄の基地反対派に対し、本土から寄せられる批判の声を「沖縄ヘイト」と呼び、沖縄に対する差別であると訴える風潮が沖縄メディアでは主流になっている。「沖縄ヘイト」とは何か改めて考え直そうと10日、那覇市内で「沖縄ヘイトにあらがう~私たちに何ができるか~」をテーマに開かれた琉球新報社主催のフォーラムに、八重山日報の記者が足を運んだ。登壇者からは「植民地主義とヘイトとレイシズム(差別主義)は同じ。琉球人… 2023/11/14
社会 住民の墓参りを支援 ホワイトビーチで米軍と海自 在沖米海軍は9日、ホワイトビーチ(うるま市)の一部を報道陣に公開した。地元・平敷屋公民館の西新屋光男館長(平敷屋区長)は、地域住民がホワイトビーチ内で墓参りする際、米海軍と海上自衛隊が周辺の雑木を伐採して支援するボランティア活動をしていると紹介。基地と住民の相互理解が重要との考えを示した。 西新屋館長によると、ホワイトビーチは戦前まで農地で、地域住民の墓が155カ所ある。米軍が一帯を占領し、ホ… 2023/11/10
社会 訪問税「2千円が妥当」 審議委で結論、船賃に上乗せ 竹富町 第2回竹富町訪問税審議委員会(委員長・青木宗明神奈川大学教授)が9日午前、竹富町役場で開かれた。審議会は観光客などの来訪によって発生する行政需要をまかなうため竹富町訪問税(仮称)について「2千円が妥当」と結論づけた。2千円は船賃に上乗せして徴収し、住民票を持つ町民と町民の扶養家族は対象外となる。今後、住民説明会やパブリックコメント等で意見を聴取し、来年1月末に第3回審議会を開いて報告書をまとめて… 2023/11/10
社会 知事「私が矢面に立つ」 代執行に抗議、県民大集会 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡り、国が設計変更申請の承認に向けた代執行訴訟を起こしたことに抗議する「国による代執行を許さない!デニー知事と共に地方自治を守る県民大集会」が5日、Agreドーム北谷(北谷町)で開かれ、約1800人(主催者発表)が参加した。最高裁判決に従わず、申請の不承認を貫く姿勢を示したことで厳しい批判を受けている玉城デニー知事は「私が皆さんに代わって矢面に立つ。やりや矢の… 2023/11/07
社会 「尖閣アカマチ」水揚げ 寄付者へ返礼品、年内発送 石垣市のふるさと納税の返礼品となる「尖閣アカマチ」が6日午前、石垣漁港で水揚げされた。八重山漁協所属の船1本釣り漁船「Zenkoumaru②」(名嘉秀三船長)が約400㌔の尖閣アカマチを確保して帰港した。市が8月から10月15日までに募集した注文分(146・5㌔)を大きく上回った。アカマチは漁協内で梱包され、年内には発送され寄付者の手元に届く予定。 2023/11/07
社会 石垣中4人が最終審査へ 心を込めて料理で恩返し ウムズナー飯とアーサの茶碗蒸し 料理雑誌「オレンジページ」と味の素㈱が実施する中学・高校生を対象に行う「第11回ジュニア料理選手権」の二次審査が3日午後、オンラインで行われた。石垣中学校2年生の「はいさい☆島んちゅバレー部」の4人が、プレゼンテーション審査の結果、部門上位3チームだけが進む最終審査に進出することが決まった。4人は26日に神奈川県の味の素グループうま味体験館で行われる調理審査に出場し、グランプリか準グランプリのど… 2023/11/04
社会 青い海と空を満喫して 遊覧飛行旅を限定販売 新日本航空株式会社、平田観光株式会社、石垣島トラベルセンターの3社は2日から新石垣空港発着のチャーター飛行便を限定販売している。セスナ機で新石垣空港を出発し、川平湾上空から小浜島東側海上を経由。竹富島上空を経過して、新石垣空港に戻るスケジュールで上空400㍍から約30分間の空の旅を楽しむことができる。 2023/11/03
社会 不明朗な会計発覚 県警も関心、横領視野か Dr.コトー診療所舞台 与那国町で撮影が行われた人気テレビドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地管理費を巡り、会計処理が不明朗だとして県警が捜査に着手したことが2日、わかった。比川地区にあるロケ地の管理は、地域住民などで構成する「比川地域づくり協議会」が行っていたが既に解散しており、今はやや離れた所にある比川共同売店が行っている。 2023/11/03
社会 わかこ2号、県共進会へ 八重農の生徒が最終調整 八重山郡畜産共進会の若雌Ⅰ類(14カ月以上17カ月未満)で2位相当となる優秀2席に選ばれた八重山農林高校フードプロデュース科の「わかこ2号」が、7日に沖縄本島の南部畜産市場で開かれる第49回県畜産共進会に出場する。同科の牛が県共進会に出場するのは初めて。 同科で牛の世話をする上地翔愛(とあ)君(18)=3年=、田盛悠祐君(17)=2年=、新城眞那佐(まなさ)君(16)=1年=、新里疾風(はやて… 2023/11/02
社会 「15の別れ」から住民と再会喜ぶ 立木さん西表祖納で写真展 記念の1枚に思い 女優をはじめ著名人の撮影で知られる写真家、立木義浩さん(86)が、八重山で暮らす人々、風土を写した写真展が10月28、29日の両日、西表島の祖納公民館で開かれた。29日には立木さんが訪れ、被写体となった住民たちとの再会を楽しみ、撮影からの「その後」の近況を聞いて交流を深めた。 2023/11/01
社会 合格者55人が名演 発表会、4年ぶり通常開催 八重山古典音楽コンクール 第44回八重山古典音楽コンクール(主催・八重山古典音楽協会、八重山日報社など後援)の発表会は29日夜、石垣市民会館大ホールで行われた。4年ぶりに通常規模での開催となった今回は、厳正な審査の結果、三線の部に42人、笛の部に8人、太鼓の部に3人、筝曲の部に2人が合格。全合格者55人が高度な技術を披露した。 「鷲ぬ鳥節」の斉唱で幕を開けた発表会は、新人賞受賞者による「鶴亀節」と続き、会場に八重山の音… 2023/10/31
社会 【やいまぴとぅ④】感謝の気持ちを忘れずに 大平総業代表取締役 松原敬周さん(70) 「起こったことは受け入れた上で、次は何をするか決断する」 50年間で5つの企業を渡り歩いた経験から、独特の人生観を持つ。現在、建築現場での磁気探査などを手掛ける大平総業株式会社(本社那覇市)の代表取締役として活躍。企業人としての半生は順風満帆ではなかったが、そのつど苦境を乗り越えてきた。 1953年8月、与那国町久部良で3人兄弟の長男として生まれた。父はカツオ船の漁師で、6歳まで与那国島で過… 2023/10/29
社会 傑作の県外流出に危機感 収集品「将来は石垣市に寄贈」 桃原氏 27日から県立博物館・美術館で始まった「沖縄の染と織の至宝」展に自らの収集品を提供した桃原用昇氏。県内の作家たちが丹精込めて創り上げた傑作が、次々と県外の市場に流出している現状に危機感を抱いたことが、コレクションを始めたきっかけだった。収集品は将来的に、自らの故郷である石垣市に寄贈する意向で、収集品を保存・展示するため「新博物館を早期に建設してほしい」と訴える。 2003年、石垣市在住の県指定… 2023/10/28