一般 「尖閣アカマチ」水揚げ 寄付者へ返礼品、年内発送 石垣市のふるさと納税の返礼品となる「尖閣アカマチ」が6日午前、石垣漁港で水揚げされた。八重山漁協所属の船1本釣り漁船「Zenkoumaru②」(名嘉秀三船長)が約400㌔の尖閣アカマチを確保して帰港した。市が8月から10月15日までに募集した注文分(146・5㌔)を大きく上回った。アカマチは漁協内で梱包され、年内には発送され寄付者の手元に届く予定。 2023/11/07
一般 石垣中4人が最終審査へ 心を込めて料理で恩返し ウムズナー飯とアーサの茶碗蒸し 料理雑誌「オレンジページ」と味の素㈱が実施する中学・高校生を対象に行う「第11回ジュニア料理選手権」の二次審査が3日午後、オンラインで行われた。石垣中学校2年生の「はいさい☆島んちゅバレー部」の4人が、プレゼンテーション審査の結果、部門上位3チームだけが進む最終審査に進出することが決まった。4人は26日に神奈川県の味の素グループうま味体験館で行われる調理審査に出場し、グランプリか準グランプリのど… 2023/11/04
一般 青い海と空を満喫して 遊覧飛行旅を限定販売 新日本航空株式会社、平田観光株式会社、石垣島トラベルセンターの3社は2日から新石垣空港発着のチャーター飛行便を限定販売している。セスナ機で新石垣空港を出発し、川平湾上空から小浜島東側海上を経由。竹富島上空を経過して、新石垣空港に戻るスケジュールで上空400㍍から約30分間の空の旅を楽しむことができる。 2023/11/03
一般 不明朗な会計発覚 県警も関心、横領視野か Dr.コトー診療所舞台 与那国町で撮影が行われた人気テレビドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地管理費を巡り、会計処理が不明朗だとして県警が捜査に着手したことが2日、わかった。比川地区にあるロケ地の管理は、地域住民などで構成する「比川地域づくり協議会」が行っていたが既に解散しており、今はやや離れた所にある比川共同売店が行っている。 2023/11/03
一般 わかこ2号、県共進会へ 八重農の生徒が最終調整 八重山郡畜産共進会の若雌Ⅰ類(14カ月以上17カ月未満)で2位相当となる優秀2席に選ばれた八重山農林高校フードプロデュース科の「わかこ2号」が、7日に沖縄本島の南部畜産市場で開かれる第49回県畜産共進会に出場する。同科の牛が県共進会に出場するのは初めて。 同科で牛の世話をする上地翔愛(とあ)君(18)=3年=、田盛悠祐君(17)=2年=、新城眞那佐(まなさ)君(16)=1年=、新里疾風(はやて… 2023/11/02
一般 「15の別れ」から住民と再会喜ぶ 立木さん西表祖納で写真展 記念の1枚に思い 女優をはじめ著名人の撮影で知られる写真家、立木義浩さん(86)が、八重山で暮らす人々、風土を写した写真展が10月28、29日の両日、西表島の祖納公民館で開かれた。29日には立木さんが訪れ、被写体となった住民たちとの再会を楽しみ、撮影からの「その後」の近況を聞いて交流を深めた。 2023/11/01
一般 合格者55人が名演 発表会、4年ぶり通常開催 八重山古典音楽コンクール 第44回八重山古典音楽コンクール(主催・八重山古典音楽協会、八重山日報社など後援)の発表会は29日夜、石垣市民会館大ホールで行われた。4年ぶりに通常規模での開催となった今回は、厳正な審査の結果、三線の部に42人、笛の部に8人、太鼓の部に3人、筝曲の部に2人が合格。全合格者55人が高度な技術を披露した。 「鷲ぬ鳥節」の斉唱で幕を開けた発表会は、新人賞受賞者による「鶴亀節」と続き、会場に八重山の音… 2023/10/31
一般 【やいまぴとぅ④】感謝の気持ちを忘れずに 大平総業代表取締役 松原敬周さん(70) 「起こったことは受け入れた上で、次は何をするか決断する」 50年間で5つの企業を渡り歩いた経験から、独特の人生観を持つ。現在、建築現場での磁気探査などを手掛ける大平総業株式会社(本社那覇市)の代表取締役として活躍。企業人としての半生は順風満帆ではなかったが、そのつど苦境を乗り越えてきた。 1953年8月、与那国町久部良で3人兄弟の長男として生まれた。父はカツオ船の漁師で、6歳まで与那国島で過… 2023/10/29
一般 傑作の県外流出に危機感 収集品「将来は石垣市に寄贈」 桃原氏 27日から県立博物館・美術館で始まった「沖縄の染と織の至宝」展に自らの収集品を提供した桃原用昇氏。県内の作家たちが丹精込めて創り上げた傑作が、次々と県外の市場に流出している現状に危機感を抱いたことが、コレクションを始めたきっかけだった。収集品は将来的に、自らの故郷である石垣市に寄贈する意向で、収集品を保存・展示するため「新博物館を早期に建設してほしい」と訴える。 2003年、石垣市在住の県指定… 2023/10/28
一般 「染と織の至宝」一堂に 桃原氏収集、人間国宝らの力作 那覇 石垣市出身の元角川書店専務、桃原用昇氏(80)=東京在=のコレクションを一般公開する「沖縄の染と織の至宝」展(主催・一般財団法人沖縄美ら島財団)が27日から、那覇市の県立博物館・美術館で始まった。石垣市出身の人間国宝・玉那覇有公氏ら8人が精魂込めて仕上げた染織作品80点が来月26日まで展示される。初日はテープカットがあり、沖縄本島だけでなく、東京や八重山からも多数の関係者が会場を訪れた。桃原氏の… 2023/10/28
一般 石西礁湖をアピール 飾り文字決まる 地元から募集 八商工の飯田さん最優秀賞 石垣島と西表島の間に広がる日本一大きいサンゴ礁・石西礁湖の知名度を上げ保全活動に繋げるため、自然保護団体「わくわくサンゴ石垣島」(大堀則子代表)が主催した飾り文字コンテストの決選投票が26日、石垣市役所で行われた。市幹部や環境省の自然保護官ら関係者が審査し、上位11作品の中から八重山商工高校観光コース2年の飯田来実さん(16)がデザインした作品を最優秀賞に選んだ。 2023/10/27
一般 日米訓練で連携アピール オスプレイ使用に理解求める 陸将と米司令官が会見 石垣島などで展開中の日米共同訓練「レゾリュート・ドラゴン23」を巡り、陸上自衛隊の山根寿一・西部方面総監(陸将)は24日、米第3海兵機動展開部隊のジェームズ・ビアマン司令官(中将)と石垣駐屯地で共同記者会見をした。「米海兵隊との信頼関係の構築と、共同対処能力の向上が着実に進んでいることが実感できた」と日米連携をアピール。陸自の輸送機V22オスプレイによる新石垣空港の使用に関しては「訓練が国民の安… 2023/10/25
一般 アンガマ面押し売りにご用心 舟蔵公園で声かけ多発 石垣市 石垣市新川の舟蔵公園で、70代とみられる高齢の男に、公園利用者が「アンガマの面(の模型)を買わないか」と執拗(しつよう)に声をかけられる事案が相次いでいる。公園は市施設管理課から委託を受け、市体育協会が管理しており、協会の担当者は「そうした行為は一切許可していない」として、警戒を呼び掛けている。 2023/10/24
一般 全国最多の部員増強 女性部、初の表彰に輝く 石垣市商工会 18日に静岡県で行われた第24回商工会女性部全国大会で、石垣市商工会女性部が「部員増強運動表彰」を初受賞した。昨年度中に35人が入部し、全国で最も部員を増やした実績が認められた。 2023/10/22
一般 「サンニヌ台」国天然記念物に 名勝にも、文化財審答申 ヤエヤマシタン自生地追加 与那国・石垣 国の文化審議会は20日、新たな名勝や史跡の指定を盛山正仁文部科学相に答申した。沖縄県内からは、与那国島の南東部海岸にあり、多種多様な生物の痕跡や貴重な断層が良好に保存されている「サンニヌ台」が天然記念物と名勝に指定される。また、国指定天然記念物のヤエヤマシタン2本(指定木)などが自生している石垣市平久保の土地を追加指定し、土地の名称を「石垣島平久保のヤエヤマシタン自生地」に変更する。指定は近く官… 2023/10/21
一般 「連携して中国に対応を」 海外研究員が尖閣問題学ぶ 中国との間で領土紛争などを抱える国の研究員3人が18日、石垣市の尖閣諸島情報発信センターを視察し、日本側の尖閣問題に関する対応を学んだ。研究員らは公益財団法人日本国際問題研究所(佐々江賢一郎理事長、国問研)が「領土・主権・歴史調査研究支援事業」の一環として各国から招いた。9月から11月まで日本に滞在している。 2023/10/19
一般 ガイドは熟知 狭い空間で何が 与那国 洞窟事故から1週間 与那国島新川鼻の洞窟で、探検中のツアー客1人が死亡、客とガイドの2人が一時行方不明になった事故は、10日の発生から1週間が過ぎた。ガイドは事故が起きた洞窟で多くの客を引率し、内部を熟知していたことがわかった。では狭い空間で短時間に何が起きたのか。アクティビティの多様化とともに、ケイビング(洞窟探検)への関心もにわかに高まりをみせるなか、事故の全容解明が急がれる。 2023/10/18
一般 注文356万円、近く出漁 尖閣アカマチ、寄付締め切り 石垣市は、ふるさと納税の返礼品として提供を始めた「尖閣アカマチ」の注文を15日で締め切った。寄付件数は85件、寄付額合計は356万円で、アカマチ146・5㌔分の注文が入った。市は今後、八重山漁協に出漁を依頼し、同漁協所属の漁船が近く尖閣諸島周辺海域へ出漁する。 寄付の内訳は、3万円コース(アカマチ1㌔)62件、5万円コース(同2㌔)12件、10万円コース(同5・5㌔)11件だった。 尖閣諸島… 2023/10/17
一般 「アララガマ魂」を後世に 住吉入植75周年で記念式典 竹富町西表島・住吉地区の入植75周年記念式典(主催・同実行委員会)が14日、住吉公民館で開かれ、島内外から200人を超える参加者が集まった。入植一世の11人と住吉地区の発展に貢献した2人に功労者として感謝状が贈呈され、住吉地区の繁栄と記念を祝した。式典後には、祝賀会が行われ、住吉子供会、婦人会、青年部などの余興や演舞が披露された。 2023/10/15
一般 与那国島で方言サミット始まる 継承へ講演や聞き比べ 2023年度危機的な状況にある言語・方言サミット与那国島大会(文化庁主催)が14日、同町立久部良小学校で始まった。15日まで。国連教育科学文化機関(ユネスコ)が消滅の危機にあるとした我が国の方言・8言語について、各地域や団体がブースを設け、維持・継承の取り組みを紹介。有識者の講演やアイヌ語や津軽弁と南部弁、与那国語の表現披露、各話者の聞き比べなどが行われている。 2023/10/15