八重山芸能 打ち上げ花火、遊覧船も 2年ぶり「みなとの夕べ」 みなとの夕べ2021(主催・みなと通り会)が18日、離島桟橋特設会場で開かれ、マーケットや船上ライブなど多くの市民がイベントを楽しんだ。少しでも明るい気持ちになってもらおうと、夜には花火も打ち上げられた。 例年、7月の海の日の海の恩恵に感謝する日として、石垣市建設部港湾課・石垣港湾事務所・石垣海上保安部・みなと通り会や関係団体などの共催で「港まつり」としてイベントを開催していた。 昨年と今年7月は… 2021/12/19
八重山芸能 リアルとデジタル融合 石垣島まつり、うたの日とコラボ 第57回石垣島まつり2021(主催・同実行委員会)が6日、石垣市内で開催された。恒例の凧あげのほか、ことしは石垣市のシンボルとして、祭りの会場にもなっていた石垣市役所が移転のため、現庁舎にプロジェクターで映像を投影する屋外プロジェクション企画も行われた。昨年に続き、市民大パレードや新栄公園でのステージイベントなどは新型コロナウイルスの影響で実施されず、石垣市出身の3人組バンド・BEGINのうたの日… 2021/11/07
八重山芸能 民謡学ぶモニターツアー 県外在住者から参加者公募 YVB 一般社団法人八重山ビジターズビューロー(YVB、会長・中山義隆石垣市長)は5日、県外在住者を対象に「八重山民謡を習得して八重山とつながろう」をテーマにした6泊7日のモニターツアー参加者を公募する、と発表した。八重山各地を訪れながら、プロの歌手に三線を学ぶ旅になる。 モニターツアーは日本トランスオーシャン航空(JTA)が事業主体となり、JALJTAサービスが主催、YVBが企画した。新たな沖縄観光… 2021/11/06
八重山芸能 7年ぶりにいしゃなぎら結願祭 弥勒お出まし、みょうら旗頭奉納 いしゃなぎら結願祭(主催・石垣字会、同実行委員会)が24日、宮鳥御嶽で7年ぶりに挙行された。弥勒神のお出まし・みょうら旗頭を押し立て、宮鳥御嶽から石垣小学校周辺を練り歩き、五穀豊穣に感謝し、字民の無病息災を願った。 午前の練り歩きにはみょうら旗頭、太鼓隊・山内之手、弥勒、袖持ち、五穀かご持ち、三線、笛隊、三役、顧問、長老、役員が続き、祝もちをふるまう「ゆがふ花車」には棒術隊、石垣小学校4年生、少年… 2021/10/25
八重山芸能 豊年祭の奉納芸能中止 2年連続、伝統継承に不安 四カ字 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、四カ字・双葉自治公民館連絡協議会(会長・金城文雄新川字会長)は7月24、25日に開催される豊年祭の規模を縮小することを決めた。5日、各字会長らが大川公民館で記者会見し、発表した。オンプール、ムラプールとも神事のみを執り行い、奉納芸能は中止する。規模縮小は2年連続となる。 2021/06/06
八重山芸能 暮らしの「祈り」学ぶ 作法と心遣い再確認 八重山民俗舞踊保存会 八重山民俗舞踊保存会(赤山正子会長)は15日午後、石垣市平得にある大阿母御(ホールザーオン)神司の荻堂久子氏を講師に「暮らしの中の祈り」をテーマとした学習会を結い心センターで開いた。約40人の会員が集まり、自然神に仕える際の作法と心遣い、女性の役割について再確認した。 2020/11/16
八重山芸能 オンラインで芸術交流 石垣とジョグジャカルタ 各地元高校生ら伝統芸能披露 インドネシアの古都・ジョグジャカルタと石垣島をオンラインで結ぶ伝統芸能の交流会「南島芸術交流~ジョグジャカルタ・石垣島 伝統芸能が生きるまちがまじわる~」(主催・㈲石垣コミュニティーエフエム)が12日夕、開催された。約4000㌔離れた石垣市民会館中ホールと国立ジョグジャカルタ芸術専門高校をオンラインで結び、各地の伝統芸能の担い手である高校生らが伝統芸能を披露し、新型コロナ後の新たな交流の可能性を… 2020/11/13
八重山芸能 八重高、県代表に 郷芸大会、3高優秀賞 7日に沖縄市で行われた第31回沖縄県高等学校郷土芸能大会(主催・県高校文化連盟)の審査結果が9日、公表された。八重山からは八重山高校、八重山商工高校、八重山農林高校の各郷土芸能部が出演、3校とも優秀賞を獲得した。八重山高校は来年8月に和歌山県で開催される第45回全国高等学校総合文化祭への派遣が決定した。 2020/11/10
八重山芸能 踊れる喜び コロナ禍越え 八重山3高、県高文祭で競演 第31回沖縄県高等学校郷土芸能大会(主催・県高校文化連盟)が7日午後、沖縄市民会館で開かれ、八重山から八重山高校、八重山商工高校、八重山農林高校の各郷土芸能部が出演。新型コロナウイルス禍を乗り越え、踊れる喜びを爆発させた。大会は第44回県高校総合文化祭の一環。 2020/11/08
八重山芸能 苦難でも力強く「歩(あゆむ)」 成果と感謝、今年初の発表会 二中郷土芸能部 石垣第二中学校郷土芸能部(仲村渠万央部長)が7日、1年間の集大成として今年最初の発表の場となる「感謝の舞台 歩(あゆむ)」を同校中庭で開催した。 2020/11/08
八重山芸能 優秀賞に宮良、平良さん とぅばらーま大会で歌唱力を競う 最優秀賞は該当者なし 八重山を代表する抒情歌「とぅばらーま」の歌唱力を競う「2020年度とぅばらーま大会」(主催・同実行委員会)が29日、石垣市の新栄公園で開催された。最優秀賞は該当者がなく、優秀賞に宮良あゆみさん(21)=字石垣=と平良昌裕さん(70)=竹富町字上原=が選ばれた。奨励賞には最年少出場者の山田健太君(14)=字登野城=が選ばれた。 2020/09/30
八重山芸能 アンガマ 各地で中止へ 戦没者供養する青年会も 旧盆 石垣島独特の旧盆行事アンガマが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今年はほとんどの地域で中止されることが分かった。アンガマは各地域の青年会が開催しているが、例年、大勢の地域住民や観光客でにぎわうため「3密」になる恐れが大きいと判断した。ただ、今年は戦後75年の節目に当たり、通常のアンガマの代替行事として、戦没者を供養するアンガマを計画している青年会もある。今年の旧盆は31日から9月2日まで。 2020/08/25
八重山芸能 獅子でコロナ邪気払い 虎と龍、旗頭4旒奉納 石垣字会 石垣字会(森永用朗会長)は9日午前、宮鳥御嶽で豊年祭オンプールを開催し、今年の豊年に感謝する「フバナアギ」と来年の豊作祈願の「エンニガイ」を行なった。またコロナ禍を転じようと、旗頭は例年より2旒(りゅう)多い4旒を奉納。「コロナ邪気払い」の意味を込めて獅子舞を力強く奉納し、字民の無病息災を願った。 2020/08/10
八重山芸能 新型コロナの終息祈願 恐慌時の旗「弥勒」翻る 登野城字会 石垣市の登野城字会(新城浩健会長)のオンプールが8日、地域内にある2カ所の御嶽で行われた。1旒(りゅう)だけ用意された旗頭は、幸福を呼び込む「雉牡丹」。旗文字は、恐慌時に掲げ災禍を払うとされる「弥勒世」を掲げ、新型コロナウイルスの早期終息も祈った。 「弥勒世」の旗文字は通常、12年に1度の結願祭に掲げられるが、豊年祭では、干ばつがあった2012年以来8年ぶり。字会の評議員会で、新型コロナの感染… 2020/08/09
八重山芸能 安居嶽でオンプール 新調した旗頭を奉納 2020年度真栄里村豊年祭・オンプールが7日午後、ことし8月に整備された安居(あんぐん)公園内の安居嶽で開かれた。新型コロナウイルスの影響で規模を縮小し、関係者らで祭祀のみが厳粛に執り行われた。 2020/08/08
八重山芸能 種子取祭、奉納芸能の中止決定 竹富島、国の重要無形民俗文化財 竹富公民館(内盛正聖館長)は19日、臨時議会を開き、今年の種子取祭(タナドゥイ)の奉納芸能を中止することを決議した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため。神事、儀式は島内在住者のみで催行する。今年の種子取祭は10月8~17日。 2020/07/22
八重山芸能 奉納芸能77年ぶり中止 4カ字豊年祭、規模縮小 新型コロナ 新川字会の金城文雄会長は28日、8月8~9日に予定されている今年の豊年祭について、新型コロナウイルス感染拡大防止のため規模を縮小して神事を中心に開催し、奉納芸能や祝典などは中止すると明らかにした。新川字会が石垣、登野城、大川の各字を招待する2日目のムラプールについても、今年は招待を取りやめ、新川単独で開催する。新川字会によると、4カ字の豊年祭で奉納芸能などが中止になるのは77年ぶり。八重山最大の… 2020/05/29
八重山芸能 小池美寿々さん最優秀賞 島唄者コンで民謡披露 浦添市 18歳以下を対象に、島唄としまくとぅば(沖縄方言)の継承発展を図るイベント「第3回Uー18島唄者コンテスト」(主催・県文化協会)が15日午後、浦添市の国立劇場おきなわで開催され、16人が民謡を披露。石垣市在住の小池美寿々さん(10)=登野城小4年=が「あがろうざ節」を歌い、最優秀賞を受賞した。 小池さんは初出場。師匠で祖母の河上美奈子さんの指導を受け、2歳ごろから歌や踊り、小学校2年生から三線… 2020/02/16
八重山芸能 人間国宝、打楽器競演 和と琉に300人聞き入る 比嘉、大倉両氏が記念公演 「『琉球古典芸能~能楽』八重山に集う~比嘉聰・大倉源次郎 人間国宝認定記念公演~」(主催・同実行委員会)が17日夜、石垣市民会館大ホールで開催された。市民ら約300人が来場し、人間国宝による打楽器の「和(鼓)」と「琉(太鼓)」の競演に聞き入った。 2020/01/19
八重山芸能 伝統芸の所作など体験 組踊等教育普及事業 白保中でワークショップ 2019年度「組踊等教育普及事業」組踊ワークショップ(主催・県教育庁文化財課)が16日午後、石垣市立白保中学校(﨑山晃校長、生徒59人)で行われた。県立芸術大学琉球芸能専攻OB会メンバーの7人が同校を訪れ、全校生徒に座り方などの所作や「女物狂」での台詞「唱え」の方法を手ほどきし、生徒は伝統文化を楽しく体験、継承した。 ワークショップでは、OB会メンバーが組踊300年の歴史の概要を説明し、「唱え… 2020/01/17