沖縄発のIT技術革新 ISCO、県の肝いりで本格始動
ITを活用して県内の産業振興を目指す「沖縄ITイノベーション戦略センター(ISCO)」が、県の肝いりで7月に本格始動した。ISCOの活動は、全国的に見てもほとんど例がない「テクノロジーで産業振興をする」という先進的な取り組みとなる。県内の全産業の経済成長を図る一方で、そこで創出された新ビジネス・新サービスを、沖縄県を発信源として日本全国、そして世界へ広げていくことを狙っている。ではその実現に向け…
2018/08/24
沖縄発のIT技術革新 ISCO、県の肝いりで本格始動
ITを活用して県内の産業振興を目指す「沖縄ITイノベーション戦略センター(ISCO)」が、県の肝いりで7月に本格始動した。ISCOの活動は、全国的に見てもほとんど例がない「テクノロジーで産業振興をする」という先進的な取り組みとなる。県内の全産業の経済成長を図る一方で、そこで創出された新ビジネス・新サービスを、沖縄県を発信源として日本全国、そして世界へ広げていくことを狙っている。ではその実現に向け…
2018/08/24
家族そろって精霊迎え にぎやかにアンガマ問答 旧盆初日
旧盆初日(ンカイ)の23日、仏壇のある家々では玄関で稲わらを燃やし、色とりどりのお供え物で先祖の霊を迎え入れた。石垣市内では伝統行事のアンガマも行われ、あの世から来たウシュマイ(爺)とンミー(婆)がファーマー(子孫)を引き連れ、歌や踊りを繰り広げた。アンガマの巡回先には親族や地域住民、観光客らが集まり、ユーモアある珍問答に聞き入った。 このうち字新川の箕底用栄さん宅では、午後4時ころに先祖の霊…
2018/08/24
玉城氏、出馬意向固める 「翁長知事の遺志継ぐ」 知事選
翁長雄志知事の死去に伴う9月30日投開票の県知事選で、自由党衆院議員の玉城デニー幹事長(58)=沖縄3区=が23日、出馬の意向を固めた。死去した翁長雄志知事の「遺志を継ぐ」と明言した。知事選には前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)=自民、公明推薦=が既に立候補を表明しており、事実上の一騎打ちとなる構図が固まった。 米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する県政与党側の共産党や社民党、労組などでつくる調…
2018/08/24
【視点】安保問われる名護、石垣市議選
知事選に関心が集まっているが、9月9日の統一地方選も沖縄の今後を左右する重要な選挙だ。特に注目されているのが、米軍普天間飛行場の移設先である辺野古の米軍キャンプ・シュワブを抱える名護市の市議選と、陸上自衛隊配備計画が進む石垣市の市議選である。 2月の名護市長選では辺野古移設反対派の現職が敗れ、自民、公明、維新が支援した渡具知武豊氏が初当選した。しかし、議会では少数与党であるため、早くも混乱が起…
2018/08/23
疎開児追悼「戦争なくして」 対馬丸撃沈から74年
【那覇】太平洋戦争後期、沖縄から本土への学童疎開船「対馬丸」が鹿児島県沖で米潜水艦に撃沈され、児童ら1500人近くが犠牲になった事件から74年となる22日、市の慰霊碑「小桜の塔」で遺族や生存者らが集まり、慰霊祭が開かれた。約400人が出席し黙とうが捧げられた。 「つしま丸児童合唱団」「那覇少年少女合唱団」「那覇少年舞台プログラム」の子どもたちから犠牲となった児童へ歌が捧げられた。犠牲者の多くが通…
2018/08/23
玉城氏、表明先送り 県政与党側からは待望論 知事選
【那覇】9月30日投開票の県知事選で県政与党の候補者に浮上した衆院議員で自由党幹事長の玉城デニー氏(58)=沖縄3区=は22日、那覇市内で「家族に経緯を説明した。もう少し相談し、考えないといけない」と述べ、この日も表明を先送りした。対馬丸慰霊祭に参列後、報道陣の質問に答えた。県政与党側からは、玉城氏の出馬に期待する声が相次いだ。 玉城氏によると、自由党の小沢一郎代表からは「期日を限らずにしっか…
2018/08/23
優秀施策に婚姻届ツアー 全国青年市長会で1位獲得 石垣市
17日に宮城県で開かれた第32回全国青年市長会総会で「特色ある施策2017」の優秀施策に石垣市の「世界一提出困難な婚姻届提出ツアー」が会員投票の部で1位(得票数11票)に選ばれた。 市職員が企画した同ツアーは満20歳以上で入籍を予定しているカップルを対象に、市内の観光地などをめぐって試練を突破した末に婚姻届を提出するもの。 2017年12月16日から18年3月14日までの期間中、3組(関西・…
2018/08/22
「詭弁」「ほご」市長批判 陸自配備反対で4公民館
防衛省が計画する石垣島への陸自配備に反対する於茂登公民館(喜友名朝昭館長)、開南公民館(小林丙次館長)、川原公民館(大城潤一館長)、嵩田公民館(高宮耕館長)の4公民館は21日、開南公民館で会見を開き、改めて同計画に反対する4地区声明を発表した。声明は市に提出しない予定。 同声明では中山義隆市長の言動を紹介して批判。▽4地区住民との約束を反故(ほご)にして謝罪も反省もない▽今年3月の市長選で「ミ…
2018/08/22
沖縄問題「正しい理解を」 〝感謝の集い〟で3氏講演
【那覇】全国市長会の松浦正人前会長が代表世話人を務めた「ありがとう沖縄感謝の集い」が21日、那覇市内で開かれ、内閣官房・教育再生実行会議委員の八木秀次氏(麗澤大学教授)が基調講話し、参院議員の山田宏氏、衆院議員の杉田水脈氏が登壇した。八木氏は日本史の転換点に沖縄が深く関わっているとし「沖縄は日本の最前線だ」と指摘。山田氏は学校で教えられる日本史で琉球が外国扱いされ登場することを問題視。杉田氏は国…
2018/08/22
玉城氏、知事選出馬の意向 佐喜真氏と一騎打ちへ 自公は選挙協力態勢
自由党の玉城デニー幹事長(58)=衆院沖縄3区、4期=は20日、9月30日投開票の沖縄県知事選への立候補を目指す意向を明らかにした。沖縄市で記者団に「出馬の方向性を限りなく探る」と明言した。玉城氏が立候補すれば、前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)と一騎打ちとなる見込みだ。佐喜真氏は20日、公明党県本部と政策協定書に調印した。 玉城氏は、関係者に対し「立候補することになれば、全力で頑張る」と伝えた…
2018/08/21