【看脚下 -沖縄から日本を見る-】 第十一回 見えないところで支えられているもの㊦ 島尻昇
島尻昇氏
震災発生から一週間もたたないうちに私は被災地へ足を運んだ。 テレビでは連日報道されていたが、現場に立って初めて知る現実があった。 瓦礫の山の中で黙々と泥を書き出す人。行方不明者を捜索する自衛隊員。 そして、亡くなられた方のご遺体を前に静かに合掌する隊員たち。 そこにはテレビには映らない姿があった。 重く沈んだ空気。静まり返った街。 潮と泥と瓦礫が混じった独特の匂い。 そして、そのような状況の中でも…
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