カテゴリー:コラム
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米軍普天間飛行場の移設先、名護市辺野古の地盤改良工事を巡る訴訟で、最高裁は4日、県の上告を棄却した。地盤改良工事の設計変更を不承認とした県に対し、国土交通相が出した「是正指示」を適法とした福岡高裁那覇支部の判決が確定。…
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この夏の平均気温が平年を示す基準値より1・76度も高く、1898年の統計開始以降、最も暑い夏だった。最高気温が35度以上の猛暑日日数は、北国の帯広5、青森9、会津若松31、新潟18。一方、八重山地方は西表島の1日だけだ…
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東京電力福島第1原発の処理水放出に対し、中国が対抗措置として日本産農水産物の輸入禁止を打ち出すなど、日中間の緊張が高まっている。
日本国内には中国からと見られる迷惑電話が相次ぎ、中国では日本大使館、日本人学校への投…
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台風6号の影響で石垣島に向かう貨物船が止まり、島内の大型スーパーでは食料品の棚が一斉に空になった。台風の影響が長期化すると、肉、野菜、加工品など、さまざまな食料品が次々と入手困難になっていった。私たちの食生活が島外からの…
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終戦記念日の15日、犠牲になった310万人の御霊を慰め、平和への思いを新たにしようと、各地でさまざまな行事が催される。
熾烈な地上戦があった沖縄では、6月23日の「慰霊の日」を中心に沖縄戦を振り返る諸行事があるが、…
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「国民保護に関するアンケート調査」。石垣市は、市内のインフラ事業者を対象にこんな表題のアンケートを5月に実施した。依頼文には「シェルターの収容規模(人数)を算出したい」とある。有事への懸念が高まる中で、住民が島外脱出を…
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自民党の麻生太郎副総裁(元首相)が訪問先の台湾で講演し、台湾有事を起こさせないため、抑止力を機能させる覚悟が求められているとして「戦う覚悟」の必要性を強調した。
中国が台湾に侵攻すれば、台湾に近い沖縄、八重山に大きな影…
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2カ月前に89歳で旅立った母が話していた唯一の戦争体験がある。1944年8月、多数の児童を乗せ、那覇から九州に向かった疎開船「対馬丸」と同時に出港した別の疎開船に、母も乗船していたのだ◆夜中に衝撃音を聞き、翌朝、甲板に行…
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小、中学校と高校は先月下旬から夏休みに入った。子どもたちにとっては、2学期まであと20日以上の自由時間が残っている。宿題もあるだろうが、大部分をただ目の前の遊びに費やすのではなく、将来に役立つ有意義な期間にしたい。
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八重山日報がそんなことを?読者の皆様にご心配をおかけしたかもしれない、もちろん、八重山日報は自衛隊員、家族の皆さんを石垣市の人口に含めずに公表すべきではないか、などという考えはもっていない。それは八重山毎日新聞さんの社…
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台湾に近い八重山諸島では、台湾有事が勃発した場合、中国の標的になるのではという懸念が高まっている。松野博一官房長官は就任後初めて八重山を訪問し、石垣市、竹富町、与那国町の3市町長から、有事の際、住民の避難施設となるシェ…
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日本政府による東京電力福島第1原発処理水の海洋放出計画に反発する中国政府が、今月から日本産の輸入海産物に対する全面的な放射線検査を始めた。このため現地の日系企業が輸入した大量の水産物が中国の税関で留め置かれ、1億円の被…
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「2023年7月5日が運命の分かれ道だった」。後世、そんな歴史的評価を受けることにならないよう願うばかりだ。玉城デニー知事が訪中し、中国ナンバー2の李強首相と面談を果たしたその日、台湾から首里城再建に向けて、建材として…
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石垣市が8月から、尖閣諸島周辺海域で獲れた「尖閣アカマチ」をふるさと納税の返礼品に加える。返礼品に尖閣ブランドが採用されるのは初めてだという。停滞している尖閣諸島周辺海域での漁を活性化する効果が期待されそうだ。
尖閣諸…
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母が旅立った。齢(よわい)五十にして、両親ともに冥界の人となった◆子どものころ「死」は縁遠く、映画や小説の中にしか存在しなかった。それは自分個人に限った話ではなく、戦後世代に共通する特徴でもあった気がする。死が日常の光…
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前評判が高かった「玉城劇場」。幕が下りれば、肩透かしをくらった印象しか残らない。「尖閣についての話は出なかったので、私からもあえて言及することもなかった」。玉城デニー知事が尖閣諸島に触れなかった釈明が情けない。中国の李…
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玉城デニー知事が日本国際貿易促進協会のメンバーと訪中し、李強首相と面会した。中国艦船が石垣市の尖閣諸島周辺で領海侵入を繰り返し、地元の漁業者を脅かしていることが日中間の大きな問題になっているが、知事が尖閣に言及することは…
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行政は常に市民の目を意識し、市民と同じ目線に立って進めなくてはならない。だが石垣市が新任課長との意見交換会で配布した資料には、議会答弁について「一般的に、与党であれば前向き・積極的な答弁となり、野党であればその反対にな…
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玉城デニー知事の7月訪中が決まった。習近平国家主席との面会も調整されているという。浮かれたわけではないだろうが、玉城氏は26日の県議会で、尖閣諸島の領有権を持ち出された場合の対応を問われ、「発言しないことも必要」とまで、…
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「命どぅ宝」という沖縄でよく知られた言葉を改めて深く胸に刻む日である。きょう23日は沖縄戦で旧日本軍の組織的戦闘が終結した日とされる「慰霊の日」だ。
太平洋戦争末期の熾烈な沖縄戦で、軍民合わせて約20万人余が犠牲になっ…
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