【金波銀波】石垣市議会で自治基本条例を…

 石垣市議会で自治基本条例を議論していた調査特別委員会が「廃止すべき」と結論を出した。野党は猛反発しているが、今ごろ何を言っているのか。野党は特別委に入ることを拒否していたのに◆入ってしまうと、与党主導の条例廃止論にお墨付きを与えかねない。そう懸念したことは分かる。しかし言論の府では言論で勝負すべきであり、発言権を放棄した以上は不戦敗だ◆条例廃止に反対する市民グループもチラシ配布などを始めているが、こちらも「今ごろ感」が強い。特別委が設置された時点で、廃止の動きは容易に予想できた。条例存続を求めるなら、もっと早く本腰を入れるべきだった◆中山義隆市長がこの条例の運用に消極的だったのは事実だ。だが同様に野党も一般市民も、条例に魂を入れる作業を長く怠ってきた。制定以来の10年、この条例を実際に活用したのは、住民投票の実施を求めた自衛隊配備反対派だけではないか。だから与党議員から「市民には、あってもなくてもいい条例」と揶揄(やゆ)される始末になったのだ◆条例がもともと石垣市の民情に合わなかったのか、条例の高尚な理念に市民の意識が追い付かなかったのか。「これから活用しよう」と将来の話をするにしても、この段階になってからでは遅過ぎる。

関連記事

ピックアップ記事

  1.  県内で新型コロナウイルスの感染拡大が加速してきた。21日以降、ほぼ連日新たな感染者が確認されており…
  2.  県は4月1日付で「県蝶」を制定し、オオゴマダラを沖縄の新たなシンボルとする。オオゴマダラは、県内で…
  3.  健康食品メーカー「ユーグレナ」(東京)は石垣市の伊盛牧場(新川)、宮城菓子店(石垣)、那覇ベーカリ…

日付から記事を検索

2020年3月« 2月
« 2月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

assembled by まめわざ










話題をチェック!

  1.  沖縄平和市民連絡会の関係者らは19日、県庁を訪れ、米軍普天間飛行場の辺野古移設に必要な土砂が採掘さ…
ページ上部へ戻る