VERA観測局、6月閉鎖へ 銀河系地図作成は頓挫

VERA石垣島観測局と天の川(宮地竹史さん提供)

 国立天文台が、電波望遠鏡を設置している全国4カ所のVERA観測局のうち、石垣島局を含む3局を6月に閉鎖する方針を固めたことが30日分かった。観測局関連の予算が前年度比で半減され、運用が継続できなくなったという。世界の観測所と連携し、天の川(銀河系)の立体地図を作成する大プロジェクトを進めていたが、中途で頓挫することになる。
 観測局の閉鎖は国立天文台水沢VLBI観測所(本間希樹所長)が30日、ホームページで公表した。予算削減は26日付で通知があり、水沢局以外の入来、小笠原、石垣島の各局について「今後数カ月以内にアンテナ運用が停止する見込み」としている。4局での観測は現在の観測シーズンである6月中旬までで終了するという。

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