商店街「涙が出る思い」 新型コロナ、知事に窮状訴え

意見交換の冒頭、あいさつする玉城知事(奥)。連合会(左)の関係者、約人が参加した=3月31日午後、那覇市牧志

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、那覇市中心商店街連合会のメンバーが3月31日、県庁で玉城デニー知事と会い、観光客激減による窮状を訴えた。「涙が出る思いで営業を続けている」「県にはスピード感を持って対応してほしい」などと訴える声が上がった。
 商店の家賃などの固定費の支援や国、県、連合会が意見交換をする機会の設置、沖縄担当副大臣らの県内常駐などを求める意見もあった。玉城知事は「事業所と働く人を守るため必死で取り組みたい」と強調した。
 意見交換後、報道陣の取材に応じた連合会の上原正敏会長は、「ほとんどの店の売り上げは数カ月で急激に落ち、対応が難しい。何をして良いのか分からない」と肩を落とした。
 当初、意見交換は30分程度の予定だったが約1時間続いた。意見交換を前に、玉城知事や富川副知事は商店街内を視察した。

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