【金波銀波】陸自駐屯地配備に信念を持って反対する市民に…

 陸自駐屯地配備に信念を持って反対する市民にとっても、先日の集会でのあの発言は内心、顰(しか)めっ面だったであろう◆「忙しい時間を割いて調査・監視する住民に対し挨拶をしない、黙って記録をとるなどの失礼な行為をしないで。国民は主権者。役人、工事に携わる方々は税金で雇われていることを忘れず、くれぐれも失礼のないように」―◆「忙しい時間を割いて」、いや、誰も頼んでなどいない。逆に記録している現場の人こそ、仕事である。その仕事も税金のおかげと言うのなら、記録しない方が税金の無駄遣いである。国防に関わる工事現場に誰かが「監視」に来たとなれば、万一を想定して記録しておく。それが危機管理である◆何より驚くのは、「税金で雇われていることを忘れず」である。「反対意見も聞いて!」「礼儀正しく!」程度でやめておけばよいものを、語るに落ちる、とはこのことである。〝カネこそチカラ〟〝資本家が上位、労働者は下位〟〝雇われの身分を弁えよ〟との底意が露呈する。そもそも主権と発言するなら、公務員も建設業者も発言者も対等である◆発言者と「そうだ!」と賛同した人々こそ、多様なる方々のおかげで豊かに生きている事実を、お忘れなきよう。(S)

関連記事

ピックアップ記事

  1.  国内外からIT関連企業や団体が参加した展示会「リゾテックおきなわ国際IT見本市2020」(主催・同…
  2.  県は29日、与那国町在住の70代女性が町内で初めて新型コロナウイルスに感染した、と発表した。町は3…
  3.  世界規模の総合観光イベント「ツーリズムEXPO(エキスポ)ジャパン旅の祭典in沖縄」(主催・日本観…

日付から記事を検索

2020年10月« 9月
« 9月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

assembled by まめわざ









話題をチェック!

  1.  翁長雄志前知事が那覇市長時代に残した平成の負の遺産と言っていいだろう。那覇市が儒教の祖・孔子をまつ…
ページ上部へ戻る