支所計画 全会一致 仮庁舎検討が本格始動 竹富町

 竹富町議会が仮庁舎関連費を全会一致で可決した。反対討論はゼロだった。石垣支所計画で町執行部は今後、家屋の取り壊し費や、引っ越しに関する予算を上程し、スケジュール内の石垣支所建設を進める方針。仮庁舎候補地の検討が本格スタートする。
  最終本会議で大久研一氏は石垣支所の位置付けについて、▽町民の利便性向上▽郷友会の活動拠点になる―などメリットを示して賛成討論。野党議員から反対討論などはなく、議員全員が現行支所計画の必要性を認めた格好となった。

 町執行部が今議会に上程した仮庁舎関連費で今後、土地や家屋調査を行う。政策推進課によると、該当する候補地に必ずしも仮庁舎を設置するわけではなく、候補地の規模次第で石垣支所を建設する可能性もあるという。
 調査の結果、候補地に家屋がある場合は家屋の解体費、家屋を活用する場合は、新年度に引っ越し予算を計上する流れとなる。
 仮庁舎を設置した場合、役場機能の移転は西表の本庁舎移転までに3回。仮庁舎を設置しない場合は2回になる。
 竹富町の新庁舎建設計画は▽2019年度―石垣支所着工▽20年度=西表本庁舎着工―。仮庁舎を設置する場合は、19年度に本庁舎機能を仮庁舎に移転するが、現時点で新庁舎建設計画の全体の日程に変更はない。

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