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防衛の要として決意新た 10周年式典、住民ら節目を祝う 陸自与那国駐屯地

2026/03/29

与那国駐屯地10周年記念式典が開かれた=28日午前、同駐屯地グラウンド

陸上自衛隊与那国駐屯地の開設10周年記念式典が28日、同駐屯地グラウンドで開かれ、町関係者や住民らが出席し節目を祝った。

式典には、上地常夫与那国町長や町議会、関係協力団体のほか在沖総領事館関係者らも出席。陸上自衛隊第15音楽隊と米海兵隊第3海兵機動展開部隊音楽隊による日米合同コンサートも行われ、会場を盛り上げた。

小俣好史1等陸佐(与那国駐屯地司令)は式辞で、駐屯地が10年を迎えたことについて「島民をはじめ多くの関係者の支えがあってこそ、今日こうして安定して所在できている」と感謝を述べた。

その上で「戦後最も厳しく複雑な安全保障環境の中で、我々に課せられた使命はこの島を守ることの一点に尽きる」と強調し、「南西地域防衛の要として、毅然と任務を遂行していく」と決意を示した。

上地町長は祝辞で、駐屯地設置の経緯に触れ「人口減少や地域活性化への期待の中で誘致が進められ、さまざまな議論を経て設置された」と振り返り、「この10年、災害対応や地域行事への参加などを通じ、島の安心安全な生活を支えてきた」と謝辞。「今や自衛隊は島に欠かせない存在であり、『どぅなんとぅ』の仲間べた。

今後の機能強化にあたっては「住民への丁寧な説明を重ね、信頼関係をさらに深めていくことが重要だ」と求めた。

会場では装備品展示も行われ、第15旅団の03式中距離地対空誘導弾(車両3台)や宮古警備隊の装備などが公開された。

式典では、駐屯地への貢献に対し6人に感謝状が贈られたほか、祝電も紹介された。