タイ中高生が琉舞披露 JSL短期研修生と高齢者交流
タイの生徒たちが琉舞を披露し、高齢者と交流した=7日、宜野湾市
真栄原区自治会(長嶺将明会長、宜野湾市)は7日、タイ王国・カセサート大学教育学部の付属学校に通う生徒と交流した。同日は週1回のミニデイサービスの日で、地域の高齢者が参加。生徒たちは、真栄原出身の名嘉京子氏(柳清本流末京扇会・会主)から琉舞の指導を受けており、参加者を前に「浜千鳥」や「あしびなー」などを披露。昼食も共に取り、プレゼントを交換した。
生徒たちはJSL日本アカデミーが受け入れたタイ人の学生で、先月22日に来日。今月18日まで沖縄本島で生活し日本語や伝統文化を学ぶ。
生徒は計9人で、3カ月の長期休暇(学年の改編前)を利用し来沖。
演舞後、生徒たちは、用意したメモに従い、日本語で高齢者に質問。好きな食べ物や沖縄のオススメスポットなどを聞いた。
自治会が用意した昼食(カレーなど)を食べた後、プレゼント交換を行い、タイ側が刺?入りの手提げバッグを、自治会側がお守りを、それぞれ渡した。
高等部のシンハラ・ピラク君(17)は「交流の全てが楽しかった。高齢者も楽しんでくれたので良かった」と笑った。
長嶺氏は「高齢者が若い世代と楽しい時間を過ごせたので良かった」と喜んだ。
名嘉氏は、先月30日と今月6日に琉舞を指導。八重山地域の民謡「マミドーマ」も教えており、都会で生活する生徒たちに農具を使った舞踊であることを伝えた。「タイの子どもたちが沖縄に来て、文化交流を続けてほしい」と期待した。
カセサート大学は、タイ王国トップクラスの国立大学で、生徒たちが通う付属学校は、幼稚部から高等部まで一貫教育を行う。同国の教育研究をリードするモデル校で、国際交流にも力を入れている。
JSLは、2019年ごろから新型コロナウイルス禍を除き、来沖した生徒たちを受け入れてきた。
今回、生徒たちは糸満市にも宿泊。平和祈念公園の平和の礎(いしじ)も訪れ、沖縄戦の戦没者を思い、千羽鶴をささげた。