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新空港拡張とアクセス道早期開通を 石垣市議団が県に要請

2018/11/01

県に要請する(右から)平良秀之議長、石垣亨氏、我喜屋隆次氏、長山家康氏、石川勇作氏、砥板芳行氏と大浜一郎県議=10月31日午後、県庁

 これに対し、県は「いろいろな基準があるかもしれないが、住民からの意見は検討したい」としている。
 新石垣空港の拡張について、市議団は滑走路の800㍍延長、国際線ターミナルの山側移転、需要に対して狭くなっている国内線ターミナルビルの拡張を求めた。同空港は中型機対応空港として270人乗りの中型機の利用を想定していたが、今や1日2便、400人乗りの飛行機が羽田―石垣間を往復している。
 市議団に同席した大浜一郎県議は「これから八重山と宮古の先島エリアは、沖縄全体の3割から3割強の観光入域客になるくらい発展する。先島が沖縄の観光に占めるポジションは大きくなる。ぜひそういう感覚を持ってほしい」と訴えた。
 県は「我々も緊急課題だと考えている。ターミナルビル会社とも意見交換しながら、早く工事に着工できるように取り組んでいる」と答えた。