リュウキュウツチトリモチ ニョキニョキ発生

 12月に入って、屋良部半島の海岸に近い山林の暗がりに、リュウキュウツチトリモチの華麗な赤い姿が見え始めている=写真。
 被子植物で地上に出る部分が8㌢ほどの多年生の寄生植物。キノコではない。クロヨナ、オオバギ、リュウキュウガキなどの根茎に寄生する。最初はピンクの花穂は受粉すると黒く変色する。写真は、変色して黒くなりつつある花穂が見える。花穂の下部に白い小さな雄花が見える。黒い糸状は雄花の茎。雌花もあるが外部からは見えない。ピンクのものは、これから伸びていく。11月から1月まで見られる。
 トリモチをつくる原料になるのでこの名がついている。茎にパラノフォリンなる成分があり、これがトリモチをつくる成分となる。1971年、トリモチによる鳥類の捕獲は禁じられているので、今はつくる人はいない。
 森の暗がりに、突如ピンクのこの植物を見つけると、自然界の魔訶不思議な世界を感じる。樹木に寄生して養分を頂きつつ、冬場にニョキニョキ現れ、ピンク色で自己主張ともなると、なんとも厚かましいところ。だが寄生される側にしてみれば、「可愛いやつら」と、ご愛嬌(あいきょう)ぐらいに受け取っているかも。

関連記事

ピックアップ記事

  1.  かりゆし病院での院内感染の発生を受け、石垣島のフラサークル「メケ アロハ プメハナ」(内間知恵子代…
  2.  県は24日、石垣市で、市在住の男女2人、かりゆし病院の職員3人、聖紫花の杜職員1人の計6人が新たに…
  3.  2008年11月以降運休状態が続いている石垣―波照間航空路線運航の早期再開を目指す竹富町は6日午後…

日付から記事を検索

2020年10月« 9月
« 9月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

assembled by まめわざ









話題をチェック!

  1.  24日投開票された「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票は埋め立て反対が多数を…
ページ上部へ戻る