【金波銀波】沖縄への誘致運動が進む…

 沖縄への誘致運動が進む国立自然史博物館だが、誘致が実現した場合、建設場所は沖縄本島北部(やんばる)と八重山へ分散配置する案が有力のようだ◆昨年7月に石垣市で開かれたシンポジウムでも琉球大の関係者が、複数拠点という意味の「ネットワーク型」を明言していたが、4日に国頭村で開かれたシンポジウムのタイトルは、ずばり「ネットワーク型博物館がめざす地域との連携」だった。県内の有識者が強力に推す案のようである◆分散配置も悪くはないが、本島北部と八重山が誘致で綱引きをしていることを踏まえた「妥協案」に過ぎないなら、そもそも誘致の趣旨から揺らぎかねない◆分散配置が難しいのは、下手をすると施設を分散することで、魅力も分散させてしまうことだ。むしろ魅力を倍加させるような工夫をしなくてはならない。両地域の住民ぐるみで施設のあり方を論議する必要がありそうだが、簡単な話ではなく、ハードルは高そうだ。あるいは二カ所に拠点を置き、一方が本館、他方が分館という位置づけも考えられるが、誘致活動してきた住民はなかなか納得しづらいだろう◆今後予想されるさまざまな難問を考えると、大きな勇気が必要になるが、やはり一カ所に決めてしまったほうがベターではないかとも思える。

関連記事

ピックアップ記事

  1.  創造性を核とした世界の都市同士が連携し、地域の創造産業の発展と都市の持続可能な開発を目指す「ユネス…
  2.  琉球伝統芸能デザイン研究室(山内昌也代表理事)は24日、県庁で設立会見を行った。琉球時代に士族の間…
  3.  27日に開業を予定しているサンエーパルコ(上地文勝社長)は25日、大型商業施設「サンエー浦添西海岸…

日付から記事を検索

2019年6月« 5月
« 5月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

assembled by まめわざ










話題をチェック!

  1.  千葉市に住む50代の日本人男性と約25年間同居している40代の台湾人男性に対する国外退去処分を法務…
ページ上部へ戻る