【金波銀波】沖縄周辺で、中国の侵略的行動が

 沖縄周辺で、中国の侵略的行動がとどまるところを知らない。空母が沖縄本島と宮古島間を通過し、初めて太平洋に進出。中山義隆市長が石垣島への自衛隊配備を容認した当日の26日には、中国公船3隻が尖閣周辺で領海侵犯した。中国の脅威を訴えてきた配備推進派から見ると絶好のタイミングであり、反対派からは「まるで中国が配備を後押ししているようだ」と嘆き節が聞こえる◆推進派は「自衛隊は抑止力になり、攻撃のリスクが減る」、反対派は「自衛隊が配備されることで標的になる」と、正反対の主張を展開してきた◆そこで思い出すのが「弱い犬ほどよく吠える」という格言だ。威圧的な人間は弱者には強いが、自分より強い相手には手出しできない◆中国が無防備な島に襲いかかる可能性は将来にわたって存在する。しかし当面、中国政府には、自衛隊が配備された石垣島を攻撃するほどの度胸はないと見るべきだ◆ただ70年前に戦争マラリアの惨禍を体験した住民にとって、自衛隊配備は非常にデリケートな問題でもある。何が何でも数や権力で押し切るのではなく、住民の不安を一つひとつ丁寧に解消していく努力が求められるのは当然だ。政治は結果がすべてだが、政治家の人間性が表れるのは、むしろプロセスだろう。

関連記事

ピックアップ記事

  1.  2020年度夏の交通安全県民運動として 石垣市交通安全推進協議会、八重山地区交通安全協会、八重山警…
  2.  八重山保護区保護司会の大工盛賢氏(73)=大浜=が春の叙勲で瑞宝双光章を受章したことを受け、法務省…
  3.  石垣市大川でTシャツ店を営む米盛佳織さんが熊本豪雨の被災者におむつなどの日用品を送るボランティア活…

日付から記事を検索

2020年7月« 6月
« 6月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

assembled by まめわざ










話題をチェック!

  1.  特攻隊員、戦没者1036人の遺品を展示・収蔵している知覧特攻平和会館(朝隈克博館長)=鹿児島県南九…
ページ上部へ戻る