「国愛する心」伝える 領土・領海守る会発足 宮古島

尖閣諸島周辺をパトロールする海保の巡視船=2014年9月(仲間均市議提供)

 尖閣諸島問題などに対し、宮古島住民の立場で発信しようと「沖縄の領土・領海を守る会」(会長・垣花健志前宮古島市議)がこのほど発足した。講演会や関係機関との情報交換などを計画しており、垣花会長は「北方領土や竹島も含め、領土が他国の脅威にさらされている現状を訴え、国を愛する心を住民に伝えていきたい」と意気込んでいる。

 結成総会が市内ホテルで開かれ①関係機関に対し、諸外国の不当な領有権主張や領海侵犯に対し、毅然たる措置の要請②海上保安庁、海上自衛隊の巡視パトロール強化要請と情報交換③国境、領土の視察や講演会、勉強会などの広報活動―などの活動方針を承認した。結成時のメンバーは約30人。顧問に東海大教授の山田吉彦氏を迎えた。夏ごろに市内で山田氏の講演会を開催する予定。
 垣花会長によると、同会は当初、尖閣諸島を守る会(代表世話人・仲間均石垣市議)の宮古島支部として結成する予定だったが、方針を変更し、宮古島独自の組織として自主的に活動することになった。
 結成総会の期日は、日本が連合国による占領から独立を回復したサンフランシスコ講和条約の発効日が選ばれた。会長以外の役員は次の皆さん。▽副会長・粟国恒広、下地藤康▽事務局長・中村靖▽事務局長補佐・友利博明

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