教育 石垣島事件から80年 米軍、総領事も参加し慰霊式 戦時中、石垣島上空を飛行中に撃墜され生き残った米軍機の搭乗員が、日本軍による尋問後に処刑された石垣島事件から80年となる15日、市内新川にある米軍慰霊碑で24回目の慰霊式が行われた。同実行委の関係者に加え、米海軍や同海兵隊、在沖米国総領事館などから23人の米国関係者が参列。県外からも参列者がおり、3飛行士の霊を慰めた。 2025/04/16
教育 伊舍堂隊特攻から80年 石垣島出撃、沖縄戦の火ぶた切る 1945年3月26日未明、石垣島を出撃した島出身の伊舍堂用久中佐(当時24、戦死時大尉、二階級特進)率いる「誠第十七飛行隊」が慶良間諸島沖で米艦隊に特攻してから今年で80年の節目を迎える。伊舍堂隊の特攻は事実上、沖縄戦の火ぶたを切ったが、県内の報道や歴史教育では、特攻後に行われた米軍の慶良間諸島上陸が「沖縄戦の開始」とされ、伊舍堂隊の特攻はほとんど知られていない現状だ。 2013年に石垣市に建… 2025/03/26
教育 29年度に展示施設開設 坑口、坑道の一部公開へ 第32軍司令部壕 沖縄戦で旧日本陸軍が首里城地下に構築した「第32軍司令部壕」の保存・公開に向け、県が策定した基本計画素案が19日、那覇市で開かれた同計画検討委員会(伊東孝会長、13人)の第2回会合で承認された。壕の全体像などを紹介する展示施設を2029年度に開設。26年度に「第1坑口」、30年度に「第5坑口」「第5坑道」と呼ばれる箇所を公開する方針を盛り込んだ。立ち入りが不可能なエリアに関しては、仮想現実などの… 2024/12/20
教育 文化、観光、経済の連携を 新博物館建設推進でシンポ 石垣市 石垣市は29日夜、市民会館中ホールで「新しい博物館に求めるもの」をテーマにした「新博物館建設推進シンポジウム」を開催した。 2024/11/30
教育 全トイレの洋式化が完了 石垣市、宮良でお披露目 石垣市教育委員会(﨑山晃教育長)は26日、市立の小中学校にあるトイレ(364基)を全て洋式にしたと発表、宮良小学校でお披露目式を行った。 2024/11/27
教育 外交だけで国守れず 尖閣問題、早稲田大でシンポ 「尖閣諸島と国防」をテーマにした早稲田大学国策研究会(藤井雄太代表)創立80周年記念大会が22日、早稲田大(東京都)の大隈記念講堂で開かれた。ジャーナリストの葛城奈海さんをコーディネーターに、尖閣諸島を守る会代表世話人で石垣市議の仲間均氏(75)ら6人がパネリストとして登壇し、尖閣諸島問題の現状について意見交換した。 パネリストは仲間氏のほか、田母神俊雄元航空幕僚長、一般財団法人安全保障フォー… 2024/11/26
教育 障がい者と肩並べ作業 本土の生徒「農福連携」体験 市出身新里さん農園 障がい者を雇用して「農福連携」に取り組むうるま市の農園を12日、関東学院高等学校(神奈川県横浜市)の2年生20人が研修旅行で訪れた。農園を運営しているのは石垣市大浜出身で、ウイングアーク1st(ファースト)株式会社ダイバーシティ雇用室長の新里えり子さん(51)=うるま市=。「障がい者も健常者も一緒に肩を並べてジャンプできる社会を目指したい」と、農園で共生社会を体現している。 2024/11/15
教育 基本計画策定委が発足 新博物館、候補地や規模検討 石垣市 石垣市立八重山博物館(新館)基本計画策定委員会(委員長・知念永一郎副市長、委員15人)の初会合が10日午後、市役所で開かれた。新石垣市立八重山総合博物館(仮称)基本計画見直しに向け、年度内に3回の委員会を開き、建設候補地や規模、学芸員などの体制作りを踏まえた基本理念・事業活動案をまとめていく。 2024/10/11
教育 数十年ぶりの巣立ち 「高齢者大」で卒業式 石垣市教育委員会いきいき学び課による生涯学習講座「高齢者大学」の卒業式が5日、市民会館大ホールであった。2年間の課程を修了した25人は証書を授かり、涙を流して数十年ぶりの卒業を喜んだ。 2024/10/06
教育 尖閣情報発信センター視察 アジアの若手研究員4人 公益財団法人日本国際問題研究所(東京都)の招きでアジア各国から訪日している海外短期特別フェロー4人が25日、石垣市を訪れ、ユーグレナ離島ターミナルに市が設置した尖閣諸島情報発信センターを視察した。 4人はインドネシア、べトナム、インドのシンクタンクや研究機関で勤務する若手研究員。同研究所が海外短期特別フェローを招き、石垣市を視察するのは今年で3回目となる。 同研究所領土・歴史センター長の高地… 2024/09/26
教育 育鵬社版教科書 不採択 中学校公民、13年ぶり変更 教科書の八重山採択地区(石垣市、与那国町)で来年度から4年間使用する中学校教科書を巡り2市町の教育委員会臨時会が15日、それぞれ開かれ、公民的分野では日本文教出版の教科書を採択した。2012年度から使用されている育鵬社版は不採択となり、公民教科書は13年ぶりに変更される。育鵬社版を巡っては、自衛隊や日米安保条約の役割が強調されているなどとして、市民団体が問題視する声明を発表していた。 2024/08/16
教育 「みなとまつり」で海に親しむ 連休、家族連れや観光客で盛況 海の日の恒例イベント「石垣港みなとまつり2024」(主催・同実行委員会)が15日、ユーグレナ石垣港離島ターミナルと旧離島桟橋周辺で開催され、家族連れや観光客でにぎわった。お魚ふれあい体験のタッチプール、ヨットセーリングの体験、海上保安庁巡視船一般公開などが行われ、3連休最終日を満喫した。 2024/07/16
教育 台湾有事、八重山の問題 ひろゆき氏がコメント 公益社団法人日本青年会議所・社会グループ安全な国確立委員会(川崎純圓委員長)は動画共有サイト「ユーチューブ」で、「★みんなで考えよう!食卓から始まる国の安全★」と題し番組を公開。小野寺五典元防衛相や、2ちゃんねる創設者で実業家のひろゆき(西村博之)氏が台湾有事についてコメントした。 ひろゆき氏は日本人の多くが台湾有事について、「台湾の問題であって、八重山諸島が(影響を受ける範囲に)含まれていな… 2024/07/11
教育 「水道の大切さ知って」 全国一斉に週間開始、啓発へ 巡回点検や親子施設見学 「たいせつに みずはみんなの たからもの」をスローガンした第66回水道週間(6月1日~7日)が1日から全国一斉に始まった。石垣市では石垣管工事事業協同組合による家庭の給水装置の巡回点検や、水道の仕組みが理解できる親子施設見学など、水道事業を広く広報、啓発する各種イベントが行われた。水道週間は水道事業の現状や課題、公衆衛生の理解と関心を高める目的で実施されている。 2024/06/02
教育 世界的ミュージシャン来島 スキップ・マーティン氏、吹奏楽部員らと交流 昨年、全米のテレビ業界で最大の栄誉とされるエミー賞を受賞した世界的ミュージシャンのスキップ・マーティン氏(66)が13日、石垣市内で吹奏楽部員らと交流した。技術指導を行い、愛用のトランペットを奏でて尊敬の眼差しを集める場面も。「心から演奏すれば、上手になれる」と激励した。 2024/04/14
教育 子ども派遣費予算2.7倍に 国補助で新たな事業開始 石垣市 石垣市は今年度から、国の補助を受け「部活動等指導環境充実化構築事業」を新たに開始し、児童生徒の島外遠征に必要な経費支出を助成する。島内指導者への助言や児童生徒の指導を行う島外指導者の招へいも支援する。これまでの「児童・生徒派遣費助成事業」から名称を変更し2026年度まで実施する。単年度で予算額は約1億1700万円。予算規模は従来の派遣費助成事業に比べ2・7倍増加した。 2024/04/05
教育 いじめ小中で約千件 ソフト導入や弁護士委嘱へ 石垣市 石垣市いじめ問題対策連絡業議会(小浜美佐子会長)が27日、市役所で開かれた。市教育委員会の報告によると、市内の公立小中学校で今年度のいじめ認知件数は小学校が972件、中学校が24件。このうち、小学校では572件(58・84%)、中学校では13件(54・16%)が解消した。いじめが認知されたのは小学校19校中14校、中学校9校中6校。市教委は「いじめを認知していない学校でも、実際には解消に向けた対… 2024/03/28
教育 古見小、128年の歴史に幕 関係者200人集い閉校式 児童数の減少を受け、今年度末で閉校となる西表島の竹富町立古見小学校(渡口里夏校長、全校児童3人)で22日午後、閉校式が開かれ、卒業生や地域住民、ゆかりのある人たち約200人が集った。過去と未来に思いを馳せつつ、128年の歴史に幕を閉じる同校との別れを惜しんだ。 古見小学校は大川尋常小学校古見分校として1895年に創立。300人以上の卒業生を輩出したが、近年は過疎化で学校存続の危機に見舞われてき… 2024/03/23
教育 照明「住民コンセンサスを」 星空との共生でシンポ 石垣市 星空保護区の照明シンポジウム「美しい星空と光環境の共生」(主催・石垣市)が10日午後、石垣市民会館中ホールで開かれ、株式会社ライティングプランナーズアソシエーツ代表の面出薫氏の講演や中山義隆市長らが登壇したトークセッションが行われた。 2024/03/21
教育 八重山防衛協会など4団体 自衛隊採用予定者激励会 駐屯地で初開催、14人送りだす 2023年度自衛隊採用予定者激励会(主催・防衛協会、家族会、隊友会、相談員八重山支部)が2日、石垣駐屯地で開かれた。今春、自衛官任官を目指し、八重山を巣立つ14人を激励するため、家族や隊員、自衛隊協力団体が集った。駐屯地で採用予定者の激励会が開かれたのは、昨年の開設後初めて。 2024/03/03